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著者名 |
セ−レ−ン・オ−ビエ・キ−ルケゴ−ル |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2016年04月 |
参考価格 |
¥2,090 |
頁数 |
290p |
ISBN |
978-4-06-219519-5 |
内容 |
【要旨情報】 人間にとって宗教とは何か?神を信じるとはどういうことか?罪・放蕩・絶望からキリストによる救いへ!信仰をめぐる思索と苦闘の日記を、読みやすい編訳と詳細な解説で蘇らせた決定版!稀有な哲学者が綴った深甚なる告白!
【e-honおすすめコメント】 キェルケゴールは、実存主義の祖とされる19世紀の哲学者です。合理的な近代の理性だけではわりきれない、「実存」としての人間に注目した哲学者、というのが教科書的な解説です。ただ、近年、彼の哲学は、それだけではおさまらない深さと広がりを持つことが注目され、再評価されつつあります。彼は、キリスト教国家であるデンマークに生まれ、生涯、信仰と哲学について、考え続けました。その思索がなまなましくつづられたのが、彼の日記です。いま、『死に至る病』などの著作だけでなく、膨大な日記を読み解くことが、キェルケゴール哲学を理解するカギとされています。本書は、日記の中でも、もっとも深く信仰や哲学について思索した部分を抜萃し、編纂してあります。そのピークには、「1848年の宗教的転機」という、信仰をめぐる大きなドラマがあります。人が信仰をするというのは、どういうことなのか。これは、いうまでもなく、21世紀の現在、人類全体に問われている喫緊の課題です。いま、キェルケゴールの日記を読み、彼の思索をたどることは、われわれにとって、きわめて意義深い営為だと言えます。本書は、ていねいな解説や注も附し、読みやすく、深い思索に読者を導きます。
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目次 |
【目次】 第1部 一八四八年の宗教的転機まで(一八三七年~一八四六年 一八四七年~一八四八年三月)
第2部 一八四八年の宗教的転機(宗教的転機の端緒 宗教的転機の展開 宗教的転機の帰結) 第3部 一八四八年の宗教的転機後(一八四八年の宗教的転機後~一八五三年 一八五四年~一八五五年)
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ジャンル |
思想・哲学・宗教 > 西洋哲学・思想 > マルクス思想 > キルケゴール
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