実際の店頭在庫とは異なることがございます。ご来店の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
著者名 |
徳永進 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2015年06月 |
参考価格 |
¥1,430 |
頁数 |
237p |
ISBN |
978-4-06-219541-6 |
内容 |
【要旨情報】 「やっぱり家はいいな」そんな患者さんと家族の思いを支えたい。鳥取・野の花診療所の日々の記録。
【e-honおすすめコメント】 著者の徳永進医師は、ホスピスというものがまだあまり知られていない2001年、郷里の鳥取で19床の野の花診療所を開設、人生の最後の日々を送る患者やその家族と向き合ってきた、日本のホスピス医療の先駆者のひとりです。また、病院勤務医時代の1982年には講談社ノンフィクション賞を『死の中の笑み』で受賞、優しくわかりやすい言葉で、臨床の現実と深い思索を伝える名エッセイストとしても知られています。徳永さんの野の花診療所は、数年前から、自宅で最後の日々を過ごしたいという人たちのための在宅ホスピスに、軸足を移すようになってきました。「診療所を開設した当時から、家で最後の日々を送ろうとする人たちの力になりたいと思っていた。在宅を専門とする看護師もやってきて、病棟と在宅の両方でホスピスケアを実践していくことになった。2013年からは、在宅ホスピスがもっと広がっていくよう、工夫のいくつかを重ねた」(本書「はじめに」より) 在宅ホスピスを美化するのではなく、家に帰りたいという気持ちがあれば、それも選択肢として大事に支える、誰でも大丈夫、という在宅ホスピスを、徳永さんは考えているそうです。人の死というものを自然なかたちで人々の生活のなかに取り戻したい、という思いも、どこかにあるそうです。けっして「きれいごと」ではなく、徳永さんと野の花診療所の看護師・スタッフの試行錯誤や工夫、思いも含めて率直につづる、ぬくもりのあるノンフィクション・エッセイです。「具体的で実用的で感動的! この本は人生そのものを語る」 (谷川俊太郎氏より)
【出版社商品紹介】 「最期は家がいい」その気持ちを支えたい。ホスピス医療の草分けから在宅医療へ。徳永進医師の率いる野の花診療所の日々を綴る。
>> もっと見る
<< 閉じる
|
目次 |
【目次】 第1章 患者さん、家族とともに(在宅の使徒 枝豆と赤イカ ほか)
第2章 なぜ在宅ホスピスなのか(在宅という鉱脈に触れたころ 「あの小便器、気に入らん」から始まった ほか) 第3章 野の花診療所のこころみ(そうだ、公民館だ 在宅と看護 ほか) 第4章 「やっぱり家はいいな」を支える(縁側のある家 奇跡の旅 ほか)
>> もっと見る
<< 閉じる
|
ジャンル |
社会学 > 社会福祉 > 社会福祉 > 医療福祉・脳死・臓器移植
|
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。
インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。
ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。