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著者名 |
ワクウ・ミラ− |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2015年07月 |
参考価格 |
¥2,200 |
頁数 |
386p |
ISBN |
978-4-06-219589-8 |
内容 |
【要旨情報】 「オリンパス事件」を白日の下にさらすのに一役買った僧侶にきざした「日本らしさ」への疑念。修行よろしく識者の教えを乞ううちに見えてきたこの国の強さと脆さ!
【e-honおすすめコメント】 ミラー和空さんは、オリンパス元社長マイケル・ウッドフォード氏が告発した「オリンパス不正疑惑事件」が表面化した際に重要な役割を果たしたアメリカ人僧侶です。ミラーさんは三分の一世紀を優に越える年月、この国の住人であるにもかかわらず、今なお親しい人にも「あなたは日本人じゃないからわからないでしょう」と言われることがあります。その都度に湧き上がる疑問……。長年、この国で生活しながらも、自分は肝心な、日本人的「何か」をほんとうに見逃しているのだろうか。つまり、職場、通勤電車、交差点、公園、スーパー、呑み屋などの生活の場で往き交じり合っている、日本人たちにはくっきりと見えるのに自分には見えない重大な「何か」が。しかし、自分の気づいたもののなかには、すばらしい強さと、どうしようもない弱さがあって、むしろそのどちらにも日本人は関心がいないのではないか。思い立ったが吉日、ミラーさんは「この人は」と思った人に次々に会いに行き、疑問を率直にぶつけていきます。そこから見えてきたものとはなんだったか。その問いの軌跡を追います。
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目次 |
【目次】 国家破れて国民あり―社会の対応力の構造(遊び感覚の衰退にともなう希望の喪失 玄田有史 人口動態の現実的な処方箋 松谷明彦)
信仰と言葉(場にもとづく信仰、宗教的な歴史、文化交差に生まれた個性 佐谷眞木人 信仰と暮らし 村田和樹) 制度の試練(規律、誠実性、それに日本の選択 マイケル・ウッドフォード 内部告発の浄化力 奥山俊宏 階級論に照らしあわせた日本社会 渡辺雅男 復興の公算 ピーター・タスカ) 伝統とモノづくり(陶磁器にあらわれる民族性 池西剛 畑に近い感覚を生きる日本食 伊崎裕之 陽明学に根ざしたモノづくり 吉田善一) 言語について
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ジャンル |
社会学 > 社会学 > 社会評論 > 日本社会論・日本人論
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