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著者名 |
増田海治郎 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2017年03月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
310p |
ISBN |
978-4-06-220502-3 |
内容 |
【要旨情報】 団塊ジュニア世代は不遇の世代ではなく、“七転び八起き世代”である。気鋭のファッションジャーナリスト渾身の一冊!戦後最大のアメカジ・ムーブメントの真実が今、明かされる!
【e-honおすすめコメント】 1985年、当時主流だったDCブランドに対するカウンターカルチャーとして、アメカジに身を包んだ若者集団“チーム”が渋谷にこつ然と現れた。渋谷センター街を拠点としたかれらのファッションは、口コミで東京都内の高校生に広がり、やがて“渋カジ”と呼ばれるようになった。本書は、1985年のアメカジから1988~89年の渋カジ、1990年~91年のキレカジ、ハードアメカジ、1991~92年のデルカジまでのアメカジをベースにした7年間のストリート・ファッションの変遷を「渋カジ」と総称し、その誕生の経緯、細かいスタイルの変遷を詳細に記録したものである。渋カジは、1967~1977年生まれのおよそ10年の世代が経験した大きな流行で、戦後のアメカジの流行のなかで最も規模の大きいものだった。主な担い手は1971~74年生まれの団塊ジュニア世代(世代人口は800万人超)。男女共通の流行としてまるで“学外の制服”のように、世代全体で楽しんだのである。本書は、日本のファッション史の貴重な記録であり、この世代の青春時代の“回顧録”でもある。また、渋カジのカリスマショップだったラブラドールリトリーバーの中曽根信一、ジョンズクロージングの河原拓也、渋カジのミューズだった女優の田中律子ら、15人の渋カジ関係者のインタビューも掲載。〈リーバイス〉のヴィンテージのGジャンの“セカンド”という呼び名や、ハードアメカジの制服的存在だったレザージャケット〈バンソン〉のTJPが生まれた経緯など、初めて明らかになる歴史的な事実も満載である。著者はGQ JAPAN、SWAG HOMMES、Fashionsnap.com、東洋経済ONLINEなどで健筆をふるう気鋭のファッションジャーナリスト、増田海治郎。「団塊ジュニア世代は“不遇の世代”ではなく“七転び八起き世代”である」というメッセージを込めた、シンプルで力強いあとがきも必読である。
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目次 |
【目次】 第1章 渋カジ誕生前夜 第2章 渋カジの誕生から終焉まで
第3章 渋カジとチームの関係 第4章 それぞれの渋カジ物語 第5章 渋カジ・ショップ・マップ 第6章 団塊ジュニアは“七転び八起き世代”である
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ジャンル |
芸術・芸能 > 美術 > ファッション > ファッションデザイン
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