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著者名 |
ダン・ライオンズ |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2017年06月 |
参考価格 |
¥1,980 |
頁数 |
384p |
ISBN |
978-4-06-220588-7 |
内容 |
【要旨情報】 『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー!キラキラの内側は、ぐっちゃぐちゃ。「自由」を合い言葉に人件費を削減。「意識高い系」の若者は安くて便利な消耗品。累積赤字が1億ドルでも株価は爆アゲ。『ニューズウィーク』をリストラされた毒舌おじさんが、スタートアップ企業に就職。内部から赤裸々に綴る、「シリコンバレー」のIPO狂騒曲。
【e-honおすすめコメント】 笑えて、あとから怖いルポルタージュ! 『ニューズウィーク』をリストラされた毒舌おじさん記者がIT企業「ハブスポット」に転職。20代ばかりの社員たちが働くのは、キャンディの壁、ビールが出る蛇口のある遊び場オフィス。意識高い系の若者をのせる自己啓発研修は、ほとんどカルト宗教。そんななか、50歳の新入社員ダンは「高齢者」で、与えられた椅子はバランスボールだった。スタートアップ企業には、画期的な技術も堅実な利益も必要ない。派手な宣伝とイメージ戦略で低コストの若者を大量採用し、売上をあげてIPOまで持ちこたえれば、株で莫大な資産が手に入る――創業者と一部の投資家だけに。本書は「50歳のおじさん記者」の浮き沈みを描く物語であると同時に、明るく華やかなイメージで隠されたスタートアップの世界を鋭く分析する。そこは、幼稚な起業家と愚かな投資家の共謀の世界と言っていい。最後に著者が体験するぞっとする結末が、スタートアップの闇を示唆する。●「心痛むが面白い……冷静に鋭い観察眼を持って書かれた本だ……そして見事なまでに異様な最終章……これほど興味をそそるエンディングは、HBOの脚本にも書けなかっただろう」 ドワイト・ガーナー(「ニューヨーク・タイムズ」) ●「きわどい本である……読んでいるうちに恐ろしくなった。スタートアップ企業の文化――グーグル型の社員への特権やワーク・ライフ・バランスを無視した働き方から、チアリーダーのような社風、カルト教団のような『ミッション』への心酔に至るまで――が、多くの企業の憧れになっていることが。……ライオンズはこの問題に、説得力あるトーンで切り込んでいる」 エリン・グリフィス(ニュースサイト「フォーチュン・ドットコム」) ●「面白くて、続きを読まずにいられない。そして、今日の大手IT企業の内部に息づく偽善や、カルト教団のような熱情について大事なことを教えてくれる」――ブラッド・ストーン(『ジェフ・ベゾス果てなき野望――アマゾンを創った無敵の奇才経営者』著者) ●「めちゃくちゃ面白い……ライオンズはイカれた世界に、一服の正気を注入している」 アシュリー・バンス(『イーロン・マスク 未来を創る男』著者)
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目次 |
【目次】 プロローグ コンテンツ工場へようこそ 50歳はかつての65歳
IPOで、どでかくもうけろ! ハブスポットって何? やる気!元気!スタートアップ・カルト! オーサムな社風のつくり方 会議のキーパーソンはテディベア 読まれたいなら、おバカな記事を バカの爆発的増加 「トップに直訴」の罠〔ほか〕
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経営・ビジネス > 起業・ベンチャー > 起業・ベンチャー > 起業論
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