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著者名 |
伊古田俊夫 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2012年10月 |
参考価格 |
¥990 |
頁数 |
256p |
ISBN |
978-4-06-257790-8 |
内容 |
【要旨情報】 ある日突然、ネクタイが結べなくなる。妻の顔がわからなくなる。そのとき脳で、何が起こっているのか?5歳刻みで発症率が倍増する。予防のカギは、40代からの生活習慣が握っている―。専門医が語る「認知症のすべて」。
【e-honおすすめコメント】 ある日突然、ネクタイが結べなくなる。妻の顔がわからなくなる。そのとき脳で、何が起こっているのか?5歳刻みで発症率が倍増する。予防のカギは、40代からの生活習慣が握っている――。専門医が語る「認知症のすべて」それが、病気の始まりだった。――夫にゴミ捨てを頼むと、そのまま帰って来ない。どうしたのかと思って外に出てみると、ゴミ袋をもったまま玄関の前でボーッと立っていた。――車に乗る際に、車の前でぼんやり立っている。ドアがどこにあるのかわからない感じであった。――自動販売機のコイン投入口に、上手にお金を入れられない。プッシュフォンも使えなくなった。――視線がそっぽを向いている。どこか別の世界をみているようだ。――通い慣れているはずの近所の公園に行くのでさえ迷ってしまう。犬の散歩もしてもらえなくなった。〈どんな病気で、どう進行するのか?〉・物忘れや幻覚、妄想や徘徊はなぜ起こるか?・「自分」がわからなくなるのはなぜか?・本能が乱れ、理性が曇り、介護者に手を焼かせるのはどうしてか?患者数が300万人を超え、80代の5人に1人が認知症を患う時代――。若年性アルツハイマー病に苦しむ子供を、老親が看取るケースも出てきた。「不治の病」や「避けられない老化現象」ではなく、「早期発見して治すことが可能」な「脳の病気」としてとらえ直す。【著者紹介】伊古田俊夫(いこた・としお)一九四九年、埼玉県生まれ。七五年に北海道大学医学部卒業後、同大脳神経外科、国立循環器病センター脳神経外科を経て、八四年に勤医協中央病院脳神経外科科長、二〇〇一年に同院院長に就任。二〇〇八年から同名誉院長。二〇〇七年、札幌市若年性認知症支援事業推進委員長、二〇〇九年、北海道認知症地域支援体制構築事業コーデイネーター、二〇一〇年、札幌市認知症支援事業推進委員長。日本脳神経外科学会専門医、認知症サポート医。認知症の地域支援体制づくりに取り組むかたわら、社会脳科学の立場から認知症の臨床研究を進めている。
【出版社コメント】 ある日突然、ネクタイが結べなくなる。妻の顔がわからなくなる。そのとき脳で、何が起こっているのか? 5歳刻みで発症率が倍増する。予防のカギは、40代からの生活習慣が握っている――。専門医が語る「認知症のすべて」
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目次 |
【目次】 第1章 そのとき、脳はどうなっているのか? 第2章 認知症とはどういう病気か
第3章 忘れる記憶、忘れない記憶 第4章 乱れる本能、曇る理性、変容する気分 第5章 「私」とは何者か?見当識障害と脳機能 第6章 幻覚や妄想、徘徊や興奮はなぜ起きるか? 第7章 軽度認知症を見逃すな!―年間一〇%の軽症者が重症化していく 第8章 患者の日常と向き合う―治療とリハビリテーション、日々の暮らし 第9章 認知症の人とともに暮らす時代―「認知症サポート医」になって
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