著者名 | 小林敏明 |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2010年10月 |
参考価格 | ¥1,760 |
頁数 | 245p |
ISBN | 978-4-06-258483-8 |
内容 |
【要旨情報】 「主体」はもちろんsubjectの翻訳語である。明治以降、この語がわが国に入ってくると、「主観」「主体」「主語」などさまざまな翻訳語があらわれる。たとえば西田幾多郎は、初期は「主観」をつかっているが、後期になると「主体」しか出てこなくなる。この移行ははたして何を意味するのだろうか。戦後には、「主体性論争」がわき起こり、たとえば学生運動では「主体性」という言葉がキーワードとなった。明治期の受容から、戦後、そして現代に至るまで、それぞれの時代の趨勢となった思想に伏流する「主体」を追い続け、日本近代思想史にあらたな視座を提供する、知的興奮にあふれた一冊。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 序章 「体」のシニフィアン群 第1章 subjectの由来 >> もっと見る
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ジャンル | 文学・ノンフィクション > 選書・ブックレット > 選書・叢書 > 講談社選書メチエ |
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