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著者名 |
フィリップ・セリエ |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2016年12月 |
参考価格 |
¥2,420 |
頁数 |
424p |
ISBN |
978-4-06-258642-9 |
内容 |
【要旨情報】 アダムとエバの創造、ノアの箱舟、バベルの塔、そして、最後の晩餐からイエスの処刑と復活へ―聖書は心を揺さぶる物語に溢れているのに、その全貌をつかむのは難しい。本書は、旧約・新約のすべてを明快に説明し、重要なエピソードや預言者などは個別に取り上げて、分かりやすい説明を加える。最良の入門書、ついに日本語版が登場!
【e-honおすすめコメント】 アダムとエバ(イブ)の創造、「ノアの箱舟」、「バベルの塔」、シナイ山でモーセが神と交わした「十戒」など、旧約聖書にはよく知られた逸話が数多く登場します。また、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる四つの「福音書」に始まる新約聖書も、「最後の晩餐」、イエスの処刑など、印象深い記述に事欠きません。しかし、旧約と新約を読破したことのある人は、どれくらいいるでしょうか。クリスマスに代表される聖書に基づくイベントになじんでいる日本人の多くにとって、聖書そのものは決して身近なものではないと言わざるをえないのではないでしょうか。そして、そのことはキリスト教文化圏であるフランスでも近年は変わりないようです。本書は、そのような現状を前にしたパスカル研究の第一人者が、一般の読者のために書き下ろした概説書です。旧約・新約を構成するすべての書を万遍なく紹介するとともに、重要なエピソードや預言者などの主要人物については別個に取り上げて分かりやすい説明が加えられます。その上、それぞれの書が西洋文化の中でどのように用いられ、息づいているかが、文学、絵画、音楽、演劇、映画など、多彩なジャンルの具体的な作品を通して示されます。ブリューゲルの《バベルの塔》、ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》、バッハの《マタイ受難曲》など、有名な作品のみならず、西洋には聖書に想を得た作品が無数にあることを知れば、聖書がもつ力の広大さと奥行きを実感することができるでしょう。フランスの碩学がガイドを務める聖書の旅へ、一緒に出かけましょう!
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目次 |
【目次】 旧約聖書(ユダヤ教徒にとっての聖書)(『創世記』または起源の書 荒野の横断
歴史書 預言者にして作家 詩の書 知恵に関する書) 新約聖書(新約の極致―四福音書 イエスの生涯と芸術―幼年時代と公生活 イエスの生涯と芸術―キリストの受難‐復活 『使徒言行録』 手紙または書簡 『ヨハネの黙示録』)
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 選書・ブックレット > 選書・叢書 > 講談社選書メチエ
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