実際の店頭在庫とは異なることがございます。ご来店の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
著者名 |
山本謙治 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2008年03月 |
参考価格 |
¥880 |
頁数 |
205p |
ISBN |
978-4-06-272490-6 |
内容 |
【要旨情報】 安さだけの追求が、食品偽装を引き起こす。タブーを犯さなければ生産者は生きていけない。食品偽装の根源に迫る。本物には、必要な「適正価格」がある。買い支えよう、日本の素晴らしい食を。
【e-honおすすめコメント】 タブーを犯さなければ生産者は生きていけない。安さだけの追究が、食品偽装を引き起こす。本物には、必要な「適正価格」がある。買い支えよう!日本の素晴らしい食を!!安い食を求め続けるということは、身近な日本国内の生産者・製造業者を生活できない状況に追い込んでいくということでもあるのだ。本書で言いたいことはひとつだ。それは「日本の食品価格は安すぎる」ということである。最近、マーケティング業界の集まりなどでも、「農業などの第一次産業を復興させるためには、価格を少なくとも1.5倍、できれば2倍くらいに上げなければ無理でしょう」という話をする。聴衆が期待しているのは、「様々な工夫によって、良質なものを低価格で提供できるビジネスモデルが成り立つんですよ」といった話なのはわかっている。けれども、そんなムシのいい話は、そもそもどこにも存在しない。新鮮で、安全で、美味しい食品は、高くて当たり前のものなのだ。
【出版社コメント】 食品偽装問題は、消費者にも責任がある!地鶏が1本200円以下で出せるわけがない!作る人の顔が見えない「生産と消費の断絶」が問題を引き起こす。日本の「食」を支えるために我々が出来ることは?
>> もっと見る
<< 閉じる
|
目次 |
【目次】 第1章 安すぎる「食」が偽装を引き起こす(「意図的に引き起こされた」事件 「消費者にも問題がある」という発言 ほか)
第2章 「本物」に必要な適正価格(日本の漬物は安すぎる 日本の豆腐は安すぎる ほか) 第3章 「庶民の味方」はいつまで続く?(日本の牛肉は安すぎる 日本の豚肉は安すぎる ほか) 第4章 「地元率」という大切なファクター(日本のラーメンは安すぎる 日本のハンバーガーは安すぎる ほか) 第5章 消費者の行動が日本の「食」を支える(購買という「権力」を正しく行使する 「こういう商品はないの?」と声を上げよう ほか)
>> もっと見る
<< 閉じる
|
ジャンル |
新書 > 雑学新書 > 雑学新書 > 講談社+α新書
|
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。
インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。
ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。