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著者名 |
岩永文夫 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2011年04月 |
参考価格 |
¥922 |
頁数 |
205p |
ISBN |
978-4-06-272627-6 |
内容 |
【要旨情報】 万葉集の時代から脈々と受け継いだエッチのDNA。なんてスケベな日本人。
【e-honおすすめコメント】 万葉集の時代から脈々と受け継いだエッチのDNA 遊行女婦、白拍手、花魁、ソープ嬢、そして、ヘルス嬢が彩る、もう一つの日本史とは? ところで、玄人と呼ばれる女性たちの仕事を筆者は現代の有り様をもあわせてフーゾクと呼んでいる。それは遊女のいた遊廓から私娼のいた岡場所、いや江戸時代だけではなく、それ以前の遊行女婦やあそび女、くぐつ女、白拍子、江戸以降の矢場女や銘酒屋の酌婦、赤線の女にソープ嬢。さらに実際にはセックスをやらないで射精だけをうながす現代のヘルス嬢などのニューフーゾクの女性たちすべてをもって。(中略)それを万葉の昔から現代までのさまざまな時代の文学作品を通して、その中に描かれているフーゾクのいろいろを眺めてみると……、そこにもう一つの日本史が立ち現れてくるのだ。これが実に面白い!――<「まえがき」より> ●『万葉集』に登場する遊行女婦 ●一夜の値段は穀一升か布五尺 ●鎌倉幕府と遊女別当 ●吉原の華だった花魁おす川 ●荷風が記した“吉原初体験” ●赤線・青線・白線・黒線 ●売春防止法で消えた娼婦の街 ●トルコ風呂からソープランドへ ●京都・花街のフーゾク ●一九八〇年代のフーゾク大革命
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目次 |
【目次】 第1章 上代~中世―遊行女婦から白拍子の時代(『万葉集』に登場する遊行女婦 万葉人は性におおらかだった ほか)
第2章 近世―花魁と飯盛女の時代(好色一代男と強壮剤 男社会の江戸は遊女を求めた ほか) 第3章 明治~昭和初期―銘酒屋の時代(フーゾクの文明開化 外交問題の副産物だった娼婦解放 ほか) 第4章 終戦~昭和三〇年代―赤線とトルコ風呂の時代(エネルギッシュなフーゾクの時代 カキ屋とナメ屋 ほか) 第5章 昭和四〇年代~現在―地方のフーゾクとニューフーゾクの時代(京都・花街のフーゾク 大阪・飛田新地のチョンの間 ほか)
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ジャンル |
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