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著者名 |
田辺聖子 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2012年02月 |
参考価格 |
¥692 |
頁数 |
358p |
ISBN |
978-4-06-277164-1 |
内容 |
【要旨情報】 25歳の五月は、友人・結美子の結婚式で、初対面の男・栗本と口論になった。結婚観もなにもド古臭い考えなのだ。何度か話しても会っても喧嘩ばかり。そんなとき友人が「栗本サン紹介して」と言ってきた…。素直になれない恋心は、悲しい出来事により一変する。心に響く感動を約束する、恋愛小説。
【出版社コメント】 人間の住むトコは、バイキンもなかったらあかんねン 町も恋も結婚も、「ええかげん」がいい。
読んだ人は、この小説が2012年の今、復刻して出版されることの意味を、胸に刻まれるに違いない――柴崎友香(解説より)
25歳の五月は、友人・結美子(ゆみこ)の結婚式で、初対面の男・栗本と口論になった。結婚観もなにもド古臭い考えなのだ。何度か話しても会っても喧嘩ばかり。そんなとき友人が「栗本サン紹介して」と言ってきた……。素直になれない恋心は、悲しい出来事により一変する。心に響く感動を約束する、恋愛小説。解説・柴崎友香
あなたにとって、「人生の防波堤」は何ですか 「夫婦は戦友やから。味方になってくれるのん、夫婦だけや。味方が一人もおらへんというのは辛いからなあ。(中略)どっちか一方だけ、いうのはあかん。味方になる、いうのはそういうことや。世間がみな責めても、お前の旦那だけは、お前の味方になったら嬉しいやろ。男かて、そう思う。女房(よめはん)だけは味方になってくれる思たら、やる気ィ出てくる。(中略)真実(ほんま)は、女は男の防波堤でもあるんや。防波堤は大事にせな、いけません。修理工事もたびたびしとかんと、穴があいたら崩れてしまう。防波堤さまさまや」――<本文より抜粋>
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目次 |
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ジャンル |
文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 講談社文庫
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