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著者名 |
上田秀人 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2014年06月 |
参考価格 |
¥770 |
頁数 |
343p |
ISBN |
978-4-06-277858-9 |
内容 |
【要旨情報】 五万石の姫・琴と婚約し、異例の若さで加賀藩江戸留守居役に抜擢された数馬への風当たりは強い。先任の小沢は藩の秘事を土産に、なんと幕閣筆頭を狙う老中堀田家に抱えられていた。留守居役には遊興も宴席も戦場だ。なれぬ吉原で、言葉の刃で弱みを突いてくる相手に、数馬は、反撃なるか!?
【出版社コメント】 若くして外様第一の加賀藩江戸留守居役を命じられた瀬能数馬(せのうかずま)は、老練な先達ばかりの席で、手厳しい洗礼を受ける。五万石本多政長の娘・琴との身分違いの婚約も周囲の興味を引いた。加賀藩の秘事を漏らし脱藩した元留守居役の小沢は上意討ちの手を逃れ、なんと、次期将軍をめぐり実権を握る大老酒井忠清と対立中の、老中堀田家の留守居役に潜り込んでいた。老中は敵に回せない加賀藩は、裏切り者の小沢を目の前にして討ち果たすわけにはいかなくなった。その小沢に吉原に呼び出され、まんじりともせぬ一夜を過ごした数馬は、それでも術中には嵌まらず堂々と渡り合ってみせた。だが留守居役の役目上、接待用の妾宅を用意する必要に迫られる。いままで女と接することもなく、婚約した琴とも手紙でやりとりするしかない若い数馬には、吉原や妾宅での接待など、難題であった。そして病弱な将軍家綱は、後継を定めぬまま息絶える。老中堀田正俊は、大老酒井を出し抜き、すばやく五代将軍綱吉擁立に動いた。加賀藩、そして数馬をめぐる運命も大きく動き出そうとしていた。
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目次 |
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ジャンル |
文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 講談社文庫
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