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著者名 |
岩崎秀雄 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2013年02月 |
参考価格 |
¥880 |
頁数 |
278p |
ISBN |
978-4-06-288193-7 |
内容 |
【要旨情報】 生命科学は、どのように私たちの生命観と関わっているのか。生命科学は、どのような生命への眼差しを内包しているのか。「生命を理解する」「生命について考える」とは、どういうことなのか。つくりながら見えてきた“生命”の本質。
【出版社コメント】 最先端の生命科学が扱う自然科学の「生命」と、日常生活の中で我々が思う「いのち」、あるいは人文科学において探究されてきた「生命」。細胞を人工的につくることが可能になりつつある現在だからこそ、これらを同じ地平で語る必要があるのではないでしょうか? では、どのように語りうるのでしょうか? 著者の岩崎氏は、「生命がリズムやパターンを生じるメカニズム」を研究する生物学者であり、同時にバイオメディアや切り絵を用いた造形作家としても活躍しています。その活動の中ではぐくんだ問題意識から、本書では、生命科学がどのように私たちの生命観と関わっているのか、生命科学自体が生命へのどのような眼差しを内包しているのか、「生命を理解する」とか「生命について考える」とは、どういうことなのかを考えます。その手がかりとして、「生命そのもの、もしくは生命の何らかの側面をつくる(再構築する・模倣する)」ことに着目し、「つくりながら理解する」合成生物学、その源流となる先達の研究者たちの構想、生命美学と呼ばれる試み、生命をめぐる現代芸術・アートなど、さまざまなアプローチから論じていく、越境する生命論です。
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目次 |
【目次】 第1章 つくりながら理解する生物学―細胞をつくるとは?(生命をつくる 生命の基本単位としての細胞 ほか)
第2章 「細胞を創る」研究会をつくる(合成生物学の台頭 システム生物学 ほか) 第3章 合成生物学の源流をめぐって(「何ができたら人工細胞」なのだろうか? トラウベの人工細胞 ほか) 第4章 表現する生命科学―生命美学という試み(チューリング・テストと人工細胞 生命の定義と間主観性 ほか) 第5章 現代芸術における生命(芸術はなぜ生命にこだわるのか マイクロヴィーナス ほか)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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