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著者名 |
泉谷閑示 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2013年02月 |
参考価格 |
¥990 |
頁数 |
240p |
ISBN |
978-4-06-288195-1 |
内容 |
【要旨情報】 「よい子」ほどダメになる。「好き嫌いは言わない」「秘密は持たない」「基礎は大切」「わがままはだめ」…こんな「常識」にとらわれていませんか。
【出版社コメント】 「好き嫌いはいけない」「大人の言うことはきちんと聞きなさい」「基礎が大切」「わがままはダメ」「嘘はつかない」「秘密は持たない」……。しつけや教育の現場でよく聞かれるこの言葉。でもそれって本当の事だろうか? 精神療法を行う著者のクリニックには、今日も多くの「生きる目的」「何をしたらいいかわからない」「したいことがない」と悩み多くのクライアントが訪れる。エネルギーが感じられなくて、精神的に「去勢」されたような感じ。治療の過程で、彼らがそうなった根源を探っていくと、必ず彼らが受けた「教育」「しつけ」の問題にいきつく。「自律した人に育ってほしい」と言う一方で、それと反対に「従順なよい子」の振る舞いを期待する大人たち。それに応えようとする子供たち。そうして育った子供たちが、結局効率的とか合理的な考え方しかできない思考停止人間になっていく。これっておかしくないか? 注目の精神科医が現代のしつけ、教育の常識に強烈にダメ出しする。人間らしい真の思考を目指すためのヒント。
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目次 |
【目次】 第1章 真の思考とは何か(「考える」ということ 「記憶力が良い」のは「頭が良い」ことではない ほか)
第2章 われわれの内なるオオカミとサル(『哲学者とオオカミ』 オオカミの世界 ほか) 第3章 「教育」に潜む根本的問題(人間には「教育」が必要という思い込み 「教育」は人間を信頼しているか ほか) 第4章 「正しい子育て」が子供をダメにする(「良い学習環境」は本当に必要か? 「あとで苦労しないために」という考え方の間違い ほか) 第5章 超猿の思考(「猿の思考」からの脱却 「習う」から「盗む」へ ほか)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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