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著者名 |
舛添要一 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2014年02月 |
参考価格 |
¥990 |
頁数 |
326p |
ISBN |
978-4-06-288251-4 |
内容 |
【要旨情報】 参議院の圧力、省庁の縄張り争い、政官業癒着勢力の暗躍…。小泉政権時に「新憲法起草委員会」事務局次長を務めた著者がはじめて明かす、改正議論の舞台裏。都知事が考える憲法論。
【出版社コメント】 【憲法改正とは「政治」そのものである】 参議院の圧力、省庁の縄張り争い、政官業癒着勢力の暗躍……。小泉政権時に「新憲法起草委員会」事務局次長を務めた 著者がはじめて明かす、改正議論の舞台裏。前文に歴史観や思想は必要なの? 天皇を元首ごときにしていいの? 憲法改正を利用して、既得権益を守ろうとする 省庁や族議員が存在する! 〈本書の主な内容〉 第1章 参議院への配慮と自民党内の政治力学 ・ 改正論議の裏で繰り広げられた権力闘争 ・ 読売新聞にスクープさせる「暴挙」 ・ 「こんなふざけた案は絶対に認めない」 ・ 秘密を守れない政治家たち ・ 反発する参議院への配慮と自民党内力学 ほか 第2章 どうすれば国民に支持されるかを考える ・ 安倍氏が全面書き換えを主張した理由 ・ 前文に価値観はそぐわない ・ 天皇は元首なのか ・ 「元首ごときにするには畏れ多い」という意見 ・ 自衛軍か国防軍か ・ 目先の問題解決策を憲法に求めてはならない ・ 「個人」の重要性をわかっていない「第2次草案」 ・ 封殺された一院制論 ・ ポピュリズムの危険性が高い首相公選制 ・ 最高法規を愚弄する行為 ・ 財務省 vs. 総務省 ・ 理論武装させられた族議員によるバトル ほか 第3章 政治の荒波に翻弄された条文化作業 ・ 諮問会議メンバーを固辞する学者たち ・ これが政治力学 ・ 「総理は今、それどころではないんだ」 ・ 失敗に終わった「軽井沢工作」 ・ 自然描写や歴史に触れるのは中国憲法と同じ ほか
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目次 |
【目次】 第1章 参議院への配慮と自民党内の政治力学(一九八二年の自民党憲法調査会報告 二〇〇三~〇四年の憲法改正プロジェクトチーム
二〇〇四年の憲法改正案起草委員会 二〇〇五年の新憲法起草委員会発足) 第2章 どうすれば国民に支持されるかを考える(前文:歴史観や思想を書き込むのか 天皇:「お考え」を忖度しながら議論すべき 安全保障及び非常事態:世界が注目する9条改正 国民の権利及び義務:「立憲主義」を知らない議員たち 統治機構:二院制を維持するか一院制にするか 財政、地方自治、改正:既得権益を巡る省庁・族議員の熾烈な争い) 第3章 政治の荒波に翻弄された条文化作業(独りよがりの案を作っても相手にされない 憲法改正より政局を優先させた人たち そして大勲位の私案は却下された)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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