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著者名 |
野口悠紀雄 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2014年04月 |
参考価格 |
¥880 |
頁数 |
286p |
ISBN |
978-4-06-288261-3 |
内容 |
【要旨情報】 世界はこんなに変わった!日本はなにも変わらない!アベノミクスでは日本は浮上しない。日本経済を復活させる唯一の解決策とはなにか。
【出版社コメント】 過去30年間に劇的に変わった世界と、本質的に何一つ変われなかった日本。この認識が欠落したアベノミクスのバブルはいずれ破綻する。過去30年の間に国際経済を取り巻く環境は激変しました。しかしながら、日本経済は、円安頼みの輸出立国モデルに固執した結果、長期にわたる低迷を余儀なくされました。猛スピードで変化した世界経済に立ち後れた日本に対して、いち早く金融自由化に取り組んだイギリス経済は劇的な復活を遂げ、IT化に成功したアメリカは歴史に残る黄金期を迎えています。かつて「欧州の最貧国」といわれたアイルランドは、世界経済の変貌にいち早く対応し、「ケルトの虎」と呼ばれるまでに急成長しています。はたして周回遅れの感もある日本に、挽回の余地はあるのでしょうか。残念ながら、アベノミクスは、株価の底上げには成功したものの、円安誘導の輸出立国モデルに固執しており、古い産業構造を温存することに躍起になっています。野口悠紀雄氏は、アベノミクスの金看板である、インフレ目標と異次元金融緩和は、目標も手段も間違っており、国民にカタストロフをもたらす可能性が高いと、厳しく批判しています。これからの日本経済を待ち受けているものはなにか? 経済学の第一人者、野口悠紀雄氏の鋭い分析がふんだんに盛り込まれた作品です。
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目次 |
【目次】 経済思想が大転換した IT革命
市場型経済の復活 中国が工業化に成功した 取り残された日本は円安のぬるま湯に 100年に一度の金融危機 リーマンショック後の世界 日本経済が抱える深刻な問題 制御不能に陥っている日本の財政 アベノミクスは答えにならない 未来を拓くために必要なのは何か?
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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