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著者名 |
長岡美代 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2015年09月 |
参考価格 |
¥880 |
頁数 |
261p |
ISBN |
978-4-06-288334-4 |
内容 |
【要旨情報】 10兆円の巨大市場に巣くう悪徳業者たち。入居者の「囲い込み」は当たり前、増加する「老人ホームもどき」、「看取り」サービスの裏側、「胃ろう」の功罪、高齢者を“儲けの道具”と考える不届きな事業者が跋扈…。家族の弱みにつけ込む悪質な手口を徹底解剖!
【e-honおすすめコメント】 10兆円の巨大事業に巣食う、公的保険の間隙を突く悪徳業者の巧妙な“やり方”とは――。◆入居者の「囲い込み」は当たり前 ◆増加する「老人ホームもどき」 ◆「胃ろう」の功罪 ◆「24時間・365日対応」には要注意! ◆その「看取り」サービス、本当に大丈夫? ◆格安老人ホームのカラクリって!? 高齢者を“儲けの道具”と考える不届きな事業者が跋扈……。「首都圏介護破綻」「2025年問題」よりも深刻な、家族の弱みにつけ込む悪質な手口を徹底解剖。介護でだまされない、損しないための必読書! 本書では不正の手口や悪徳業者の最新動向を紹介しながら、事業者が何を考え、それらに行政がどこまで対応し得るのかを 取材でのやりとりを通して突き詰め、さらに制度のどこに問題があるのかを解き明かすのを狙いとした。「措置から契約へ」を謳い文句に始まった介護保険だが、それは言い換えれば「福祉からビジネスへ」の転換でもあった。介護サービスには多かれ少なかれ福祉的な要素が必要になるが、現状では利益優先の事業者が跋扈している。「いかにして儲けるか」ばかりを考え、あの手この手で高齢者を狙っている。その罠は巧妙で、ひっかかっても本人はもとより 家族が気づいていないことも少なくない。知らぬ間に被害に遭うことがないよう、本書が少しでも役立てるなら本望である。「はじめに」より 小見出しの一例 ●不必要なサービスによる「介護漬け」 ●ケアマネジャーは敵か味方か? ●来てほしいときに来てくれない「在宅医療」のワケ ●真面目な在宅医が損をするしくみ ●行き当たりばったりの厚労省 ●見学を拒否する施設事業者 ●理事と職員はシロウトばかり ●続出する胃ろう難民 ●「尊厳死の法制化」は誰のため? ●「胃ろう外し」に取り組む特養 ほか
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目次 |
【目次】 第1章 入居者の「囲い込み」は当たり前―ケアマネジャーは敵か味方か(介護の劣化をもたらした「サ高住」 資産活用で建設需要の掘り起こし ほか)
第2章 “二四時間・三六五日対応”のウソ―患者紹介ビジネスと在宅医療の問題点(来てほしいときに来てくれない「在宅医療」のワケ 紹介料は一人あたり月八〇〇〇円 ほか) 第3章 「老人ホームもどき」の増加にご注意―悪いのは事業者?それとも行政?(高齢者虐待防止法に抵触 増加する「老人ホームもどき」の弊害 ほか) 第4章 家族の弱みにつけ込む「看取り」ビジネス―救急車を呼ばず延命措置もしないワケ(続出する胃ろう難民 やたらと多い小窓のワケ ほか) 第5章 「胃ろう」の功罪と解決策のヒント―求められるケアの改革(「尊厳死の法制化」は誰のため? 障害者団体が抱く危機感 ほか)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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