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著者名 |
佐々木敦 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2016年02月 |
参考価格 |
¥946 |
頁数 |
328p |
ISBN |
978-4-06-288356-6 |
内容 |
【要旨情報】 「文学」がわかる!「日本」がわかる!新・現代小説史。「文学」の聖性を剥ぎ落とし、SF、ミステリ、ラノベまでを含めた、本当におもしろい小説とは何かを問う。
【出版社コメント】 批評家・佐々木敦氏による『ニッポンの思想』『ニッポンの音楽』から連なる待望の3冊目。今回のテーマは「文学」。各主要文芸誌でも精力的にすぐれた論考を発表している著者が、あらためて「日本」の「文学」を解き明かします。戦後、とりわけ70年代末からの日本の文学シーンにはどのようなことがあり、どのような歴史があるのか。つまり、ニッポンの小説はどのような歴史=物語を持っているのか。前2冊と同じく、80年代(70年代末)から始まるディケイド論で論じていきます。「文学」と呼ばれている小説と、一般的には「文学」と見なされていない小説とを、全く同等に扱うという視点で日本の小説史をたどり直す試みは、今までなされて来ませんでした。狭義の「文学」と他のジャンル小説を同一平面上で語ってゆくことで、「芥川賞/直木賞」という制度によって今なお維持されている「文学」の聖性を相対化しようとするのが本書の目的です。
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目次 |
【目次】 プロローグ 「芥川賞」と「直木賞」 第1章 村上春樹はなぜ「僕」と言うのか?
第2章 「八〇年代」と作家たち 第3章 「英語」から遠く離れて 第4章 かなり偏った「日本ミステリ」の歴史 第5章 さほど偏っていない「日本SF」の歴史 第6章 サブカルチャーと(しての)「文学」 第7章 ポストバブルの「九〇年代」 第8章 「ゼロ年代」―ジャンルの拡散 エピローグ 「文学」はどこにいくのか?
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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