著者名 | 平田オリザ |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2016年04月 |
参考価格 | ¥946 |
頁数 | 240p |
ISBN | 978-4-06-288363-4 |
内容 |
【e-honおすすめコメント】 ◆「これからの日本」をどうするか?◆ 人口減少、待機児童、地方創生、大学入試改革…。日本が直面する重大問題の「本質」に迫り、あらためて日本人のあり方について論考した快著! ---- 反アベノミクス派の皆さんでさえも、あまり口にしない大切な事柄がある。子育て中のお母さんが、昼間に、子どもを保育所に預けて 芝居や映画を観に行っても、後ろ指をさされない社会を作ること。私は、この視点が、いまの少子化対策に最も欠けている部分だと考える。経済は重要だ。待機児童の解消は絶対的急務だ。しかし、それだけでは、おそらく非婚化・晩婚化の傾向は変わらないし 少子化も解消されない。--- 雇用保険受給者や生活保護世帯の方たちが 平日の昼間に劇場や映画館に来てくれたら、「社会とつながっていてくれてありがとう」 と言える社会を作っていくべきなのではないか。失業からくる閉塞感、社会に必要とされていないと感じてしまう疎外感。中高年の引きこもりは、社会全体のリスクやコストを増大させる。(以上、本文より) ---- ◆私たちは、そろそろ価値観を転換しなければならないのではないか◆ 他者の権利に嫉妬するのではなく、「生活がたいへんなのに映画を観に来てくれてありがとう」と言える社会へ――。若者たちが「戻りたい」と思える「まちづくり」とは? 日本が少子化問題を解決するための方策とは? あたらしい「この国のかたち」を模索する。◆絶賛の声、続々◆ 内田樹氏: 本は衰退期に入った。だが、いまだ多くの人々はその現実から目をそらし、妄想的な「富国強兵」路線にしがみついている。その中にあって、背筋のきりっと通った「弱国」への軟着陸を提案する “超リアリスト”平田オリザの「立国宣言」。藻谷浩介氏: 避けてきた本質論を突きつけられた。執筆中の本のシナリオも組み立て直さねば。経済や人口に先立つのは、やはり「文化」なのだ。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 序章 下り坂をそろそろと下る 第1章 小さな島の挑戦―瀬戸内・小豆島 >> もっと見る
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ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書 |
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