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著者名 |
吉増剛造 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2016年04月 |
参考価格 |
¥1,210 |
頁数 |
336p |
ISBN |
978-4-06-288364-1 |
内容 |
【要旨情報】 現代日本を代表する先鋭的詩人が、自ら内面の軌跡を縦横無尽に語り尽くした驚きの「詩的自伝」!
【e-honおすすめコメント】 吉本隆明はかつて言いました。「現在、日本に詩人と呼べる存在は3人しかいない。田村隆一、谷川俊太郎、そして吉増剛造だ!」。現代日本を代表する先鋭的な詩人として、国際的に高い評価を受けている吉増剛造。詩の朗読パフォーマンスの先駆者として海外で「KAMIKAZE GOZO」とセンセーションを巻き起こした若き日から、パノラマカメラや多重露光を多用した写真表現、オブジェ作品、映像作品の制作に至るまで、他ジャンルと積極的に横断した多彩な創作活動を展開しています。詩人としては稀有なことですが、本年6月からは東京の国立近代美術館で、その芸術活動を俯瞰する大規模な「吉増剛造展」が開催される予定です。戦時下に多感な幼年期を過ごした「非常時の子供」が、その傷を抱いたまま詩人となるまで。郷里の多摩川の冷たい水の底の記憶。進駐軍の「オンリーさん」と、米国人牧師の「聖書」の言葉の響き。戦後の混乱期の渋谷でのキャバレーバーテン生活と関西への放浪。詩壇へのデビュー。アメリカ、ブラジルなど海外体験。南島、北方など「辺境」への偏愛。ジョナス・メカス、ジャン=リュック・ナンシー、中上健次など内外の芸術家、哲学者、小説家たちとの交流。本書は、一貫して「市井の人」として筆一本で歩んできた一人の詩人が、自ら内面の軌跡を縦横無尽に語り尽くした驚きの「詩的自伝」です。
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目次 |
【目次】 第1章 「非常時」の子 第2章 詩人誕生
第3章 激しい時代 第4章 言葉を枯らす、限界に触わる 第5章 言葉の「がれき」から おわりに―記憶の底のヒミツ
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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