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著者名 |
進藤榮一 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2017年02月 |
参考価格 |
¥836 |
頁数 |
224p |
ISBN |
978-4-06-288413-6 |
内容 |
【要旨情報】 変貌する国際関係を追跡してきた著者が、アメリカ・デトロイト、インドネシア・ジャカルタ、中国・寧夏、日本・北海道を歩きながら描き出す、グローバリズムを日本が生き抜くための知恵。
【e-honおすすめコメント】 世界を徘徊するポピュリズムとテロリズムという二匹の妖怪。ブレグジット、トランプ・ショック、その次は? アメリカ大衆の反逆、泥沼化する中東、勃興するアジア型資本主義――、これが多極化世界の新しい見取り図だ! 世界最大の自動車生産都市として栄華を誇ったアメリカ・デトロイトの荒廃が示す、「ものづくり資本主義」から「金融証券資本主義」への変貌。首都ワシントンの職業政治家、ウォール街への大衆の反逆。アフガニスタン、イラク、そしてシリアと、中東でつづけられる「もっとも長い戦争」の裏で進む、アメリカの「軍産官複合体」国家化。その一方で、インドネシア・ジャカルタや中国・寧夏の喧噪が示す、欧米型とは異なる新興アジア型資本主義の興隆。米欧日などの先進国から、中国やインドなど新興国への主軸転換、南北が逆転しつつある、新しいグローバリズムを、北海道・十勝をはじめとした、日本の地方の中小企業はどう生き抜こうとしているのか。トランプ・ショック以後の、「同盟の作法」を、長年、国際政治を追跡してきた著者が描き出す。
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目次 |
【目次】 序章 トランプ・ショック以後(二匹の妖怪 二つのグローバル化
二つのアメリカン・ポピュリズム トランプのつくる世界) 第1章 衰退する帝国―情報革命の逆説(デトロイトの冬 解体するアメリカ 過剰拡張する帝国 情報革命の逆説 失われていく覇権) 第2章 テロリズムと新軍産官複合体国家―喪失するヘゲモニー(テロリズムという闇 テロリズムとは何か 新軍産官複合体国家へ) 第3章 勃興するアジア―資本主義の終焉を超えて(ジャカルタの夏 勃興するアジア資本主義 太平洋トライアングルからアジア生産通商共同体へ) 終章 同盟の作法―グローバル化を生き抜く知恵(もう一つの中国 空間オーナスから空間ボーナスへ 同盟の作法 グローバル化を生き抜く知恵)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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