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著者名 |
轟孝夫 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2017年07月 |
参考価格 |
¥1,485 |
頁数 |
448p |
ISBN |
978-4-06-288437-2 |
内容 |
【要旨情報】 20世紀最大の哲学書が、これで、わかる!!!新知見もふんだんに取り入れた決定版。「ハイデガー」一筋の研究者が10年かけて解明した本当の『存在と時間』。
【e-honおすすめコメント】 二〇世紀最高の哲学者といわれるマルティン・ハイデガー。その出世作にして代表作、『存在と時間』は、哲学史上、最も難解な書として知られています。プラトン、アリストテレスによって完成されたギリシア哲学に始まり、以後、2500年の歴史を持つ西洋哲学の通念をすべてひっくり返すという、前代未聞の企ての大胆さ、ハイデガー自身の言い回しの必要以上の難解さ、加えて日本語で読む場合には、ドイツ語を日本語という全く文法システムの異なる言語へと翻訳しなければならないという、もう1つ余分なハードルまでもが加わって、専門家以外には、なかなかその真意が伝わらないのが現状です。そこで本書では、巷でよく見られるハイデガー的な「業界用語」を排し、可能な限り日常の日本語で『存在と時間』を理解することを目指しています。そのために著者はこの本の執筆に10年の歳月をかけました。『存在と時間』の章立てに従って、それぞれの章ではハイデガーが何を問題にし、何を言いたかったのかが、原文を忠実に読み解いた上で平易な日本語で読み解かれて行きますので、この1冊で、翻訳書で『存在と時間』を読むよりははるかに容易にその内容を理解することができます。また、なぜハイデガーはこの書を完成させることができず、未完のままに終わったのか。その「限界」についても、本書を読み進めていけば、おのずと理解できるでしょう。その難解さゆえに謎めいた魅力を放つ『存在と時間』という書を理解するのに最適です。
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目次 |
【目次】 序論 第1章 『存在と時間』という書物の成立
第2章 「存在の問い」は何を問うのか 第3章 現存在の存在の分析 第4章 本来性と非本来性は何を意味するか 第5章 『存在と時間』はなぜ未完に終わったのか 結語
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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