著者名 | 室生犀星 |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2012年07月 |
参考価格 | ¥1,430 |
頁数 | 269p |
ISBN | 978-4-06-290164-2 |
内容 |
【要旨情報】 原典『蜻蛉日記』ではあまり記されていない町の小路の女・冴野は、学も名もないながら、己のすべてを男に与え消え失せた美しい女であった。室生犀生は『日記』の書き手以上にこの女を愛し、犀星自身の消息を知らぬ生母の身の上に重ねて物語り、限りない女性思慕の小説とした。川端康成をして、“言語表現の妖魔”とまで言わしめた野間文芸賞受賞作。 |
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ジャンル | 文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 講談社文芸文庫 |
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