著者名	蓮実重彦
出版社	講談社
出版年月	2015年06月
参考価格	￥2,420
頁数	５２８ｐ
ISBN	978-4-06-290274-8
内容	【要旨情報】 “凡庸”は人類にとっていささかも普遍的な概念ではなく、ある時期に「発明」された優れて歴史的な現実であり、その歴史性はいまなおわれわれにとって同時代のものだ―一八四八年の二月革命、ルイ＝ナポレオンのクーデタ及び第二帝政への移行が、なぜ私たちの現実に影を落としているのか。スリリングな論考はマクシムの“凡庸”な生涯と交叉しつつ、大団円を迎える。芸術選奨文部大臣賞受賞。 【e-honおすすめコメント】 今なおラディカルで、創造的な批評の金字塔。下巻には『「ボヴァリー夫人」論』とを繋ぐ、工藤庸子氏による必読の長篇解説も収める。 >> もっと見る << 閉じる
目次	【目次】 『凡庸な芸術家の肖像』第２部（承前）（素朴な政治主義者 回想記作者の悲劇 犠牲者の言説 魔女とテロル 性と権力　ほか） 『凡庸な芸術家の肖像』第３部（母と革命 臆病な話者は何を恐れるか 四輪馬車と鉄鎖 足の悲劇 旅行靴と風見鶏　ほか） >> もっと見る << 閉じる
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