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著者名 |
大岡信 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2017年06月 |
参考価格 |
¥1,870 |
頁数 |
384p |
ISBN |
978-4-06-290352-3 |
内容 |
【要旨情報】 「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたきこむ努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大出来るか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。
【e-honおすすめコメント】 多彩で果敢な評論の出発点『現代詩試論』、初の文庫化。<内容紹介> 「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたき込む努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大できるか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。二〇一七年四月五日、大岡信が永眠した。(中略)ランボー以降、あるいは中原以降、詩人は早熟と相場が決まっているが、それにしても、若き大岡の評価を決定したのは批評であって、その批評たるや、率直に述べてほとんど老成していると形容したくなるほど、完成されているのだ。しかも、文体はあくまでも若若しく新鮮なのである。詩壇が驚倒したのも無理はない。三浦雅士「解説」より
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目次 |
【目次】 現代詩試論(現代詩試論 詩の必要
詩の条件 詩の構造 新しさについて―『地球詩集』の周辺 詩観について 純粋について) 詩人の設計図(詩人の設計図―現代詩はなにをめざすか 鮎川信夫ノート メタフォアをめぐる一考察―詩の方法の問題 中原中也論―宿命的なうた 小野十三郎論―歌・批評・リズム 立原道造論―さまよいと決意 エリュアール論 パウル・クレー―線と胚種 シュペルヴィエル論 シュルレアリスム―ひとつの視点 自働記述の諸相―困難な自由)
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ジャンル |
文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 講談社文芸文庫
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