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著者名 |
土肥恒之 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2016年09月 |
参考価格 |
¥1,496 |
頁数 |
400p |
ISBN |
978-4-06-292386-6 |
内容 |
【要旨情報】 ヨーロッパとアジアの間で、皇帝たちは揺れ続けた。大改革を強行したピョートル大帝と女帝エカテリーナ二世、革命の中で銃殺されたニコライ二世一家。民衆の期待に応えて「よきツァーリ」たらんと奮闘したロマノフ家の群像と、その継承国家・ソ連邦の七四年間を含む、広大無辺を誇る多民族国家の通史。暗殺と謀略、テロと革命に彩られた権力のドラマ。
【e-honおすすめコメント】 講談社創業100周年記念企画として刊行された全集「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評につき第2期スタート! 「ロシア」は初めから現在のような「大国」だったわけではない。しかし、チェチェン紛争をはじめとする民族問題や、シベリアの資源開発など、現在のロシアが抱える問題の多くは、帝政ロシア時代にすでに始まっていた。本書は、ロマノフ王朝の300年を中心に、その継承国家であるソ連邦の74年間をも通観する、広大無辺を誇る多民族国家の通史である。大改革を強行したピョートル大帝、女帝エカテリーナ2世と寵臣ポチョムキン、ナポレオンを敗走させたアレクサンドル1世、革命の中で銃殺されたニコライ2世一家……。「よきツァーリ」「強いツァーリ」たらんと奮闘を続けたロマノフ家の群像と、暗殺・謀略に満ちた権力のドラマ。また、騎馬遊牧民との長い敵対、シベリア・中央アジアへの移住と植民。こうしたロシア特有の地理的条件は、歴史に何をおよぼしたのか。そして「第三のローマ」モスクワを中心に社会に根をおろし、ソヴィエト崩壊後に復活をした「キリスト教」は? ヨーロッパとアジアの間に生きた民衆と社会を、社会史の観点から描いて高評を得た、新しい「ロシア史」を試み。原本:『興亡の世界史 第14巻 ロシア・ロマノフ王朝の大地』講談社 2007年刊
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目次 |
【目次】 第1章 中世のロシア 第2章 ロマノフ王朝の誕生
第3章 ピョートル大帝の「革命」 第4章 女帝の世紀 第5章 ツァーリたちの試練 第6章 近代化のジレンマ 第7章 拡大する「植民地帝国」 第8章 戦争、革命、そして帝政の最期 第9章 王朝なき帝国
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ジャンル |
文庫 > 学術・教養文庫 > 学術・教養文庫 > 講談社学術文庫
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