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著者名 |
吉村龍一 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2017年05月 |
参考価格 |
¥660 |
頁数 |
236p |
ISBN |
978-4-06-293651-4 |
内容 |
【要旨情報】 競走馬の怪死事件。腹を鋭く引き裂かれた死体を前に、樋口孝也の脳裏には、あの凄惨な「羆」の悪夢が蘇る。孝也と上司の山崎は捜査に動き出すが―。表題作「隠された牙」ほか、北海道日高の森林事務所に持ち込まれる事件と保護官たちの格闘を、五感を刺激する文章で鮮やかに描いたアクション小説の傑作。
【e-honおすすめコメント】 北海道森林事務局日高支所に勤務する二人の森林保護官。愛想はないが頼れる男・山崎とその部下・樋口孝也。前作『光る牙』で羆との死闘を繰り広げた二人が、森林事務所に日々持ち込まれる事件と対峙するミステリータッチの連作短編集。*ニホンザリガニの保護に執念を燃やす自然団体の男。その裏側にある暗い炎のとは……。「砕けた爪」 *頻発するエゾシカと車の接触事故。心優しきラーメン屋の主人は、あるトラブルに巻き込まれてしまう……「溢れる森」 *林道計画の撤回を求め、抵抗運動を続ける男。山に生きる男の先にあるものは……「土葬」 *丹精込めて育てたサラブレットの怪死事件が連続する、羆の食害が疑われたが山崎と孝也はどうしても納得できなかった……「隠された牙」(表題作) *オロマップ:北海道の日高山脈の南麓に吹く強風。山崎のむすめ・さゆみが連絡を絶った。わずかな頼りからその足取りを追い、孝也はオオワシの飛来地へと向かう……「オロマップ」 *降海型の虹鱒が住むという秘密のポイント・十二ノ沢に、孝也は向かう。そこで出会った謎の男と孝也は釣り勝負をするが……「波打つ背」 北海道の駐屯地所属の元自衛官・行動派作家が大自然に生きる人の姿を活写する、ネイチャー・アクション・ノヴェルの誕生。
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目次 |
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ジャンル |
文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 講談社文庫
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