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著者名 |
本間希樹 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2017年04月 |
参考価格 |
¥1,100 |
頁数 |
272p |
ISBN |
978-4-06-502011-1 |
内容 |
【要旨情報】 200年以上前にその存在が予言されながら、いまだ多くの謎に包まれており、厳密にはその存在すら確認されていない。一般相対性理論による理論的裏付けから1世紀、「ブラックホール」という命名から半世紀、人類はついに「黒い穴」を直接見る力を手に入れようとしている。最新望遠鏡が解き明かす、巨大ブラックホールの謎を第一人者が解説する。
【e-honおすすめコメント】 強力な重力で周囲の物質や光を引きつけ飲みこむ一方で、飲みこんだら最後、それらを二度と外に出さない。ブラックホールは、そんな一方通行の弁のような性質を持った、大変不思議な天体です。SFの世界ではおなじみの天体ですが、こんなものが本当に存在するのでしょうか? じつは、最近の観測から宇宙にはこのような天体が多数存在することがわかってきています。ブラックホールを科学的な形で初めて提唱したのは、イギリスのジョン・ミッチェルという科学者で1784年のことでした。さらに、20世紀になると、アインシュタインによる一般相対性理論が、ブラックホールに論理的な裏付けを与えます。そして現在、人類はようやくブラックホールの姿を「見る」ことができる力を手に入れました。それは、電波干渉計という超高性能の電波望遠鏡です。この望遠鏡の視力は人間でいうと300万にも達します。これは、地球から月面上のテニスボールが見えるくらいの視力に相当します。本書では、この最高の望遠鏡を使って今まさに観測が進められている、巨大ブラックホール直接撮像の挑戦に迫ります。
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目次 |
【目次】 第1章 ブラックホールとは何か? 第2章 銀河の中心に潜む巨大な穴
第3章 200年前の驚くべき予言 第4章 巨大ブラックホール発見前夜 第5章 新しい目で宇宙を見る―電波天文学の誕生 第6章 ブラックホールの三種の神器 第7章 宇宙は巨大ブラックホールの動物園 第8章 巨大ブラックホールを探せ! 第9章 進む理解と深まる謎 第10章 いよいよ見える巨大ブラックホール
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > ブルーバックス
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