著者名 | 藤井誠二 |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2018年09月 |
参考価格 | ¥2,200 |
頁数 | 352p |
ISBN | 978-4-06-512827-5 |
内容 |
【要旨情報】 二〇一〇年を過ぎた頃、「沖縄の恥部」とまで言われた売春街が、官民一体となった「浄化」運動によって消滅した。著者はその前からこの街に入り、売春に従事する女性、風俗店経営者、ヤクザなどに綿密な取材を行い、街の内実や市民社会からの偏見の構造を明らかにしてゆく。また著者は、この街ができるまでの歴史を辿る。売春街は、敗戦直後から沖縄で頻発した米軍兵士による凄まじい暴行事件への対応策でもあった。それは米国占領下に置かれた沖縄の戦後史と切り離せない関係にあったのだ―。浄化運動で消された「売春街」を丹念にルポルタージュし、沖縄の「もう一つの戦後史」を描き出す類例のない労作! >> もっと見る
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目次 |
【目次】 序章 眩い街へ、妖しい光へ 第1章 消し去られた街、生の痕跡 >> もっと見る
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ジャンル | 文学・ノンフィクション > ノンフィクション > ノンフィクション > ノンフィクション・ルポルタージュ 作家別 |
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