著者名 | こまものやよさぶろう |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2019年04月 |
参考価格 | ¥1,210 |
頁数 | 238p |
ISBN | 978-4-06-514719-1 |
内容 |
【e-honおすすめコメント】 今年、第1作の公開から50周年のアニバーサリーイヤーをむかえた映画「男はつらいよ」。その人気はじつに根強く、昨年10月からスタートしたBSテレ東での放送も好評を博しています。ネットTVでの配信もすでに始まり、この日本映画史上最強のスーパーコンテンツは、若い層にもリーチしていく可能性を高めています。そしてなにより、本年12月には、23年ぶりとなる新作の公開がすでに決定。寅さんブームの再燃さえ予感されます。昭和から平成、そして新時代へと観賞され続けていく「男はつらいよ」。本書は、その全48作の鑑賞ガイドです。 もちろん、ただの鑑賞ガイドではありません。大学院で教育心理学を学び、心理カウンセラーとしてのキャリアも持つ著者。その著者が、徹頭徹尾、「心の栄養になる成分」「心の健康と成長に役立つ効能」という観点から「男はつらいよ」のすべてを解説し、鑑賞の手引きにしているのです。つまり本書は、「男はつらいよ」を精神に効く漢方薬かサプリメントに見立てた「効能書き」となっているのです。メインはもちろん、全48作の作品ごとの効能書きです(上巻に23作品。下巻に25作品を収録)。毎回の寅さん活躍ぶりはもちろんのこと、ストーリー、マドンナ、名言名場面、ロケ地、何気なく映った小道具に至るまで、作品ごとにそれらの【成分】【効能】に言及。さらには、[笑い][感動][癒し]という成分ごとにその効き目具合を星取り表現してあります。作品別以外でも、「寅さん」のキャラクター像、妹さくらや御前様などレギュラーキャラクターをやはり効能書き風に解析。その考察には、既出の批評とは一味違う視点が散見され、ファン必読の内容になっています(上下巻)。さらには、観る人の心理状態や求める効能にごとに鑑賞すべき作品群を推薦する「お勧めコース」も20パターン以上掲載(下巻)。マニアックな上級ファンから、あらためてじっくり見返してみたいというライトファン、はたまたこれから寅さん体験をしてみたいという入門者まで、便利で使える効能書きになっています。 |
目次 |
【目次】 第1作『男はつらいよ』(光本幸子) 第2作『続男はつらいよ』(佐藤オリエ) >> もっと見る
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ジャンル | 芸術・芸能 > 映画・テレビ > 映画 > 日本映画 監督別 |
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