著者名 | 磯前順一 |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2019年08月 |
参考価格 | ¥1,980 |
頁数 | 280p |
ISBN | 978-4-06-516948-3 |
内容 |
【要旨情報】 毎年、戦後何年目かを数え、ことあらば戦後初をうたう。私たちは今なお「戦後」という時間のなかを生きている。便利で豊かで、息苦しさが募るばかりの「戦後」はいつ終わるのか。太宰治の絶望、ゴジラに仮託された不安、力道山が体現した矛盾、オウム真理教という破綻と癒えることのない東日本大震災の傷。急激な経済発展の裏側で切り捨てられた人びとの声に耳を傾け、敗戦で抱え込んだ矛盾を直視する時、はじめて「戦後」の外側が見えてくる。「戦後」に訣別するための、二つの時代に捧げる鎮魂歌。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 第1章 「戦後」というパンドラの匣―太宰治からの問い 第2章 失われた言葉―東日本大震災と「否認」の共同体 >> もっと見る
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ジャンル | 文学・ノンフィクション > 選書・ブックレット > 選書・叢書 > 講談社選書メチエ |
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