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著者名 |
小林雅一 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2020年04月 |
参考価格 |
¥990 |
頁数 |
280p |
ISBN |
978-4-06-519935-0 |
内容 |
【要旨情報】 AIが切り開く未来は本当に人間を「幸せ」にするのか。世界的な景気後退と雇用不安が危惧される中、「これから起こること」。
【出版社コメント】 新型コロナウイルスのパンデミックに伴い、グーグルやアップル、フェイスブックなど巨大IT企業が、得意のクラウド業務システムを自社活用して、従業員にテレワーク(在宅勤務)を呼びかけた。にもかかわらず、その試みが必ずしもうまくいっていないのはなぜか?グーグルとアマゾンという、世界をリードする2大企業はなぜAIを駆使した「仕事自動化」より、精神的・人間的な要素を重要視しているのか?・・・・・いま世界各国で増えている新たな職業、アメリカで自動運転車が憎まれている理由、医療に応用される「ワトソン」の限界とは?世界的な景気後退と雇用不安が危惧される中、「これから起こること」とは?はたして、AIが切り開く未来は、本当に私たちを「幸せ」にするのだろうか?・・・・・AIやロボットが人間の労働者に置き換わるのではなく、両者が共存共栄を図るにはどうしたらいいか。人と高度技術の関係が今ほど問われる時代はかつてなかったでしょう。それを考える一助になることを願って、この本は書かれました。本書はまた、ここ数年で急激に盛り上がったAIブームの後日談、ないしは冷静な評価・総括でもあります。筆者は2015年に著した『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』(講談社現代新書)の中で、高度な数理統計学や脳科学をベースに急激な進化を遂げたディープラーニング、あるいは世界の自動車産業を根底から覆す自動運転技術、さらにはグーグルが開発中の人型ロボットなどAI開発の最前線を紹介しました。その後、AIブームが過熱する中で、AIが全人類の知能を凌駕するシンギュラリティ(技術的特異点)やAI万能論、あるいはAIやロボットに仕事を奪われる新種の雇用破壊、はてはAIによる人類絶滅の危機など、プラスとマイナス両極端のイメージが社会に形成されました。それらの中には、現実離れしたものも少なくありません。当時から5年余りが経過した今、実際のAIあるいは自動運転車や次世代ロボットはどんなフェーズにあるのか?本書はそれらの現状や実力をつぶさに見ていきます。
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目次 |
【目次】 第1章 誰のための技術革新なのか?―AIに翻弄される世界の労働者たち 第2章 自動運転車はなぜ人に憎まれるのか?―ギグ・エコノミーの先にあるもの
第3章 AIロボットの夢と現実―我々(人間の労働者)と競う実力はあるのか? 第4章 医療に応用されるAI―人から学ぶ人工知能は人(師)を超えられるのか? 第5章 私たちの生産性や創造性はどう引き出されるのか―グーグルとアマゾンの働き方改革
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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