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著者名 |
田中慎弥 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2020年10月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
162p |
ISBN |
978-4-06-521119-9 |
内容 |
【要旨情報】 四十代後半、キャリアに行き詰まった作家「田中」の前に、突然現れた若い女。彼女は何者なのか―。著者、初めての恋愛小説。
【出版社コメント】 「人は恋すると、罪を犯す。運命でも必然でもなく、独りよがりの果てに。その罪を明かさないのが、何よりの罰」 ーー中江有里「私の顔、見覚えありませんか」突然現れたのは、初めて恋仲になった女性の娘だった。芥川賞を受賞し上京したものの、変わらず華やかさのない生活を送る四十男である「田中」。編集者と待ち合わせていた新宿で、女子大生とおぼしき若い女性から声を掛けられる。「教えてください。どうして母と別れたんですか」下関の高校で、自分ほど読書をする人間はいないと思っていた。その自意識をあっさり打ち破った才女・真木山緑に、田中は恋をした。ドストエフスキー、川端康成、三島由紀夫……。本の話を重ねながら進んでいく関係に夢中になった田中だったが……。芥川賞受賞後ますます飛躍する田中慎弥が、過去と現在、下関と東京を往還しながら描く、初の恋愛小説。
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目次 |
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本作家 小説・エッセイ > 日本文学 男性作家
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