「心の病」の脳科学なぜ生じるのか、どうすれば治るのか ブルーバックス
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著者名 |
林朗子 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2023年02月 |
参考価格 |
¥1,210 |
頁数 |
288p |
ISBN |
978-4-06-528363-9 |
内容 |
【要旨情報】 うつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害…多くの現代人を苦しめる「心の病」は、脳のちょっとした変化から生まれます。誰にでも起こりうるこの病は、何が原因で、どのようなメカニズムで生じるのでしょうか?さまざまな角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく紹介。そのしくみから「治る病」にするための道筋まで。
【出版社コメント】 【最新研究から見えてきた精神疾患のしくみと治癒への道筋】・うつ病の脳では炎症が起きている?・遺伝要因と環境要因、どちらの影響が強いのか・統合失調症の幻覚は、脳の神経回路の配線障害が原因?・ロボットが、自閉スペクトラム症の患者を支援する・ゲノムの中を飛び回る遺伝因子が統合失調症を引き起こす?・認知症薬でPTSDのトラウマ記憶を消せるかもしれない・精神疾患の根治薬の開発を実現するには ……などうつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害……多くの現代人を苦しめる「心の病」は、脳のちょっとした変化から生まれます。誰にでも起こりうるこの病は、何が原因で、どのようなメカニズムで生じるのでしょうか?さまざまな角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく解説。そのしくみから、「治る病」にするための道筋まで。
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目次 |
【目次】 第1部 「心の病」はどこから生じるのか?(シナプスから見た精神疾患―「心を紡ぐ基本素子」から考える ゲノムから見た精神疾患―発症に強く関わるゲノム変異が見つかり始めた
脳回路と認知の仕組みから見た精神疾患―脳の「配線障害」が病を引き起こす?) 第2部 脳の変化が「心」にどう影響するのか?(慢性ストレスによる脳内炎症がうつ病を引き起こす?―ストレスと心と体の切っても切れない関係 新たに見つかった「動く遺伝因子」と精神疾患の関係―脳のゲノムの中を飛び回るLINE‐1とは 自閉スペクトラム症の脳内で何が起きているのか―感覚過敏、コミュニケーション障害…さまざまな症状の原因を探る 脳研究から見えてきた注意欠如・多動症(ADHD)の病態―最新知見から発達障害としての本態を捉える) 第3部 「心の病」の治癒への道筋(PTSDのトラウマ記憶を薬で消すことはできるか―認知症薬メマンチンを使った新たな治療のアプローチ 脳科学に基づく双極性障害の治療を目指す―躁とうつを繰り返すのはなぜか、正しく診断するにはどうすれば良いか ニューロフィードバックは、精神疾患の治療に応用できるか―脳活動を誘導して症状を緩和する ロボットで自閉スペクトラム症の人たちを支援する―人間にはできない早期診断・適切な支援が可能に 「神経変性疾患が治る時代」から「精神疾患が治る時代」へ―「前触れ症状」を見出して根本治療を確立する)
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ジャンル |
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