量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか ブルーバックス
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著者名 |
和田純夫 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2022年12月 |
参考価格 |
¥1,100 |
頁数 |
272p |
ISBN |
978-4-06-530385-6 |
内容 |
【要旨情報】 光は波であり、粒でもある―不可解な量子力学をどう理解すべきかをめぐる論争は、いまも続いている。標準的な理論とされるコペンハーゲン解釈に対して、「世界は無数に存在する」と主張する多世界解釈。その信じがたい世界像が、ごく自然なロジックから導きだされる驚きをまざまざと伝えるとともに、最先端の知見も盛り込んだ量子力学入門の最高傑作!
【出版社コメント】 あなたが本を読んでいるとき、居眠りをしているあなたも同時に存在する! 世界は無数に分岐していて、あなたはそれぞれの世界に無数に存在している!これはSFでも疑似科学でもない。第一線の理論物理学者たちによって真剣に議論され、現在では多くの支持を集めている考え方である。人間の直観に大きく反する量子力学をどう理解すべきかを考えたとき、標準的な解釈とされているコペンハーゲン解釈ではなく、この多世界解釈こそが、じつは最も「自然」で、最も「真面目に」量子力学に向きあう考え方であるといわれている。それはいったいなぜなのか?さらに多世界解釈では「シュレーディンガーの猫」のパラドックスも取るに足らない問題として説明され、「量子もつれ」「遅延選択」「量子消しゴム」「Qビズム」などの新時代のテーマにも明快に答えられる。量子力学で最もエキサイティングな「解釈問題」を誰にでもわかる平易なロジックの積み重ねで説明し、衝撃的な世界像を描き出すとともに、誤解されがちな量子力学の根本原理も正しく知ることができる、量子力学に興味のあるすべての人が必ず読んでおくべき一冊! (本書の内容)第1章 原子の世界第2章 量子力学の誕生第3章 光は波か粒子か第4章 波の収縮と確率――コペンハーゲン解釈第5章 状態の共存から多世界解釈へ 第6章 同時進行する複数の状態第7章 ボーア=アインシュタイン論争からエンタングルメントへ第8章 光子の干渉実験第9章 デコヒーレンス─ 干渉性の喪失第10章 世界の分岐第11章 確率則第12章 多世界解釈の世界像
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目次 |
【目次】 原子の世界 量子力学の誕生
光は波か粒子か 波の収縮と確率―コペンハーゲン解釈 状態の共存から多世界解釈へ 同時進行する複数の状態 ボーア=アインシュタイン論争からエンタングルメントへ 光子の干渉実験 デコヒーレンス―干渉性の喪失 世界の分岐 確率則 多世界解釈の世界像
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ジャンル |
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