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著者名 |
フリードリヒ・ニーチェ |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2023年06月 |
参考価格 |
¥2,200 |
頁数 |
624p |
ISBN |
978-4-06-532351-9 |
内容 |
【要旨情報】 フリードリヒ・ニーチェ(一八四四‐一九〇〇年)の主著にして、ドイツ文学史上に燦然と輝く空前絶後の書。山から下りてきたツァラトゥストラが「超人」思想とそれが基づく「力への意志」説を人間たちに説き、ついに「永遠回帰」思想に達するスリリングな物語を定評ある訳者が満を持して新訳する。「声に出して読める訳文」による新しいニーチェ!
【出版社コメント】 本書『ツァラトゥストラはこう言った』がニーチェ畢生の書にして、ドイツ文学史上屈指の作品であることは言を俟たない。故郷を捨てて山に入ったツァラトゥストラは「私は惜しみなくあげたいし、頒かち与えたい。人間たちのあいだで賢者がもう一度愚かさを愉しみ、貧者がもう一度豊かさを愉しむようになるまで」という言葉とともに山から下り、人間たちの世界に入っていく。「神の死」を告げ、しかし人類は現状に甘んじることなく高みを目指して進んでいくべきだとする「超人」の思想を伝えるツァラトゥストラは、生きとし生けるものは現状以上を目指すという原理、すなわち「力への意志」の原理に「超人」が基づいていることを説く。しかし、没落を始めるツァラトゥストラは、この世に新しいものなど起こらず、すべては同じことの繰り返しであるという「永遠回帰」の思想にたどりつく--。生田長江による最初の邦訳(1911年)以来、すでに本書の日本語訳は15種類を数える。そのすべてに目を通した上で作られた本訳書は、21世紀にふさわしい日本語で「声に出して読める翻訳」を実現するものである。学術文庫『愉しい学問』の訳者が満を持して送り出す、渾身の訳業!
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目次 |
【目次】 第1部(ツァラトゥストラの序説 ツァラトゥストラは語る)
第2部(鏡をもった子ども 至福の島にて 同情者たち 司祭たち 有徳者たち 汚い奴ら 毒ぐもタランチュラ 有名な識者たち 夜の歌 舞踏の歌 墓の歌 自己克服 崇高な人 教養の国 純粋無垢の認識 学者 詩人 大いなる出来事 占い師 救い 賢い世渡り法 最も静かな時) 第3部(放浪者 幻影と謎 不本意な幸福 日の出前 卑小にする徳 オリーブ山にて 通り過ぎるということ 離反した者たち 帰郷 三つの悪 重さの地霊 新旧の石板 快復しつつある人 大いなるあこがれ もう一つの舞踏の歌 七つの封印) 第4部・最終部(蜜の捧げ物 助けを求めて叫ぶ声 王たちとの対話 ヒル 魔術師 失業 最も醜い人間 進んで乞食になった人 影 正午 歓迎のあいさつ 晩餐 高等な人間 憂鬱の歌 学問 砂漠の娘たちのもとで 目覚め ロバ祭り 夜の放浪者の歌 しるし)
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ジャンル |
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