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著者名 |
朝霧咲 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2023年09月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
200p |
ISBN |
978-4-06-532822-4 |
内容 |
【要旨情報】 「特別になりたい」と願う中学生の若菜は、日々、バレー部での練習に明け暮れていた。しかし三年生になると、顧問の異動によってチームは大きく動揺してしまう。若菜の「ある提案」によって落ち着きを取り戻したチームは、最後の大会へ向かうのだが―。夏から、少女たちは「それぞれの最終学年」に直面することになった。学業優秀な真希、学校を休み続ける愛美、裏と表を上手く使いわける桜、ルールから逸脱することができないくるみ。部活というつながりを失った少女たちが隠してきた本心、我慢してきた関係性。卒業までの日々が、始まった。
【出版社コメント】 第17回小説現代長編新人賞受賞作!現役京大生が17歳の時に封じ込めた、わずかな希望と密かな絶望。これが、Z世代等身大の物語。「イタかった」「青かった」と、いつか誰かにありったけの言葉で否定されるとしても。あるいは、誰かに押し付けられたものだったとしても。私たちにとってあの日々は間違いなく青春だったーー。一つずつの感情を丁寧に掬い上げて、かつ容赦なく紡いである。 --朝井まかて時を超えて自分の中学生時代を思い出しました。 --中島京子若さの身勝手さ、残酷さ、ある種の幼稚な気取りをストレートに描ききっている。 --凪良ゆう思想があると感じさせられる。 --宮内悠介心に突き刺さる得難いセンスをがある。 --薬丸岳「物語の主人公のような特別な何かになりたい」と願う中学生の若菜は、日々、バレー部での練習に明け暮れていた。しかし3年生になってすぐ、顧問の異動によってチームはばらばらになってしまう。歯車がかみ合わないまま引退試合を終えた部員たちは、「それぞれの最終学年」に直面することになった。唯一のバレー経験者で学業も優秀な真希、家庭のいざこざが元で人との交流を拒む不登校の愛美、孤立を恐れ本心をひた隠す桜、ルールから逸脱することができないくるみ。部活というつながりを失った少女たちが隠してきた本心、我慢してきた関係性。少女たちの卒業までの日々が、始まった。
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目次 |
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本作家 小説・エッセイ > 日本文学 女性作家
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