捨てられる魚たち 「未利用魚」から生まれた奇跡の灰干し弁当ものがたり
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著者名 |
梛木春幸 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2024年01月 |
参考価格 |
¥1,430 |
頁数 |
96p |
ISBN |
978-4-06-533807-0 |
内容 |
【要旨情報】 SDGsを学ぼう!捨てたらゴミ。食べればごちそう。未利用魚を使って漁師さんを救った感動ノンフィクション。
【出版社コメント】 【読んだらきっと涙する!感動の実話!】あなたは「未利用魚」を知っていますか?これは、漁師さんたちがとった魚のうち、市場に出回らずに捨てられてしまう魚のことです。FAO(国際連合食糧農業機関)が2020年に出した報告書によると、世界でおよそ3割もの魚が捨てられているといわれています。捨てられる理由はさまざまですが、なかには人がおいしく食べられるのに、「見た目が悪い」「知名度が低い」「調理方法がわからない」などの理由から市場で売買するのが難しく、廃棄されてしまうケースも少なくありません。せっかくとっても値がつかない魚は、漁師さんにとって経済的負担になるだけではなく、海の資源をムダにしているのと同じです。本書はそうした未利用魚をつかって「桜島灰干し弁当」という人気の駅弁を生み出した料理人・梛木春幸さんの軌跡をつづった一冊です。東京や大阪で料理人としてのキャリアを着実に築いていた梛木さんは、なぜ地元・鹿児島に戻り、未利用魚をつかった商品開発に取り組むことになったのか。返す当てのない莫大な借金を抱え、せっかく作った料理を人々に投げ捨てられる苦難を経ながら、発売直後に大人気になり、新たな鹿児島の名物料理にまで仕上げた梛木さんの原動力とはなんだったのか……。未利用魚の問題についてはもちろん、「働くことの意味」「日本料理の知られざる精神」なども学べるノンフィクションです。
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目次 |
【目次】 第1章 どうして魚は捨てられるのか(魚が捨てられる3つの大きな理由 売れば売るほど赤字になる魚 ほか)
第2章 地元・鹿児島で「未利用魚」のことを知るまで(脳梗塞でたおれた母の看病のために鹿児島へ 「自分がすべきことはなにか」を考えた ほか) 第3章 苦難の果てに誕生した奇跡の「灰干し弁当」(使い道のわからない未利用魚だけが増えていく 和歌山県でつくっていた「灰干し」の発見 ほか) 第4章 いまこそ知りたい和食のマナー(どうしてワサビは皿の右側に置くのか? 旬のものを食べたほうが体にいいワケ ほか)
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ジャンル |
児童書 > 児童読み物 > 児童読み物(ノンフィクション) > 児童読み物 ノンフィクションその他
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