学び直し高校物理 挫折者のための超入門 講談社現代新書
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著者名 |
田口善弘 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2024年02月 |
参考価格 |
¥1,320 |
頁数 |
272p |
ISBN |
978-4-06-534692-1 |
内容 |
【要旨情報】 なーんだ、そうだったのか!読み物形式で、納得!感動!興奮!あきらめるのはまだ早い。数式は最小限。オールカラー写真&イラスト満載。
【出版社コメント】 プロローグより物理に挫折したあなたにこの本は、高校物理の挫折者や、履修はしなかったが、あらためて学び直したいという初学者を想定して書かれたものだ。基本コンセプトは天下りにしない、ということに尽きる。高校の物理の教科書はややもすると「世界はこうなってる」という法則や公式が「どん!」と与えられて「信じる者は救われる」とばかりに話が進んでいく。疑問を提示すると「じゃあ、実験で実際にそうなっていることを確認しなさい」といなされてしまう。しかし、実際に実験で確認できたからといって納得感があるかというとそれは別問題だろう(実際のところ、高校物理の教科書の立て付けでは実験をすることが推奨されているが、現実は教育の現場で実験が多用されることは稀である)。(中略)「こうなりました。昔の人が考えた結果です!」じゃなく、「改めて一から考えたら今の公式や法則って自然な考え方ですよね」と納得できたら、物理に対する苦手意識が払拭できるのではないだろうか。「なぜそのように考えるか?」の「理由」を説明することができれば、よいレシピを学ぶことで自作の料理を考案できるように、目の前の現実に対して「自分で考えて答えを出す」ことができるようになるかもしれない(中略)。教科書というよりは楽しんで読めるように、たとえ話や歴史的なエピソードを交えて、随分とかみ砕いて解説した。高校物理の教科書にお馴染みの数式や無味乾燥な記述も極力控えた。本書が想定しているのは、高校物理の挫折者や物理に対する憧憬を捨てきれない文系物理ファン、そして高校物理の無味乾燥で天下り的な記述に違和感を覚えている読者である。数式や計算式などをがっつり盛り込んだ本格的な高校物理の解説書を期待される方には、「思っていたのと違う」となってしまうので、別の成書をご覧になることをお勧めしたい。
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目次 |
【目次】 第1部 力学編(物理は質量がすべて(質量とは何か) 曲がっていても実はまっすぐ(等速直線運動) ほか)
第2部 電磁気学編(「電流の向き」間違えちゃいました!(電荷と電流) 点電荷の間の静電気力(クーロンの法則) ほか) 第3部 熱力学編(雲はなぜできるのか(熱力学第二法則ほか) 深海魚はなぜ水圧に押しつぶされないのか?(圧力) ほか) 第4部 波動編(なぜ、人は音を見ることができないのか?(光の直進性) 宇宙と野球とドップラー効果の意外な接点 ほか) 第5部 原子・分子編(なんとも不条理な「不確定性原理」 この世の物質は「波」である!)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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