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著者名 |
片田珠美 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2024年03月 |
参考価格 |
¥990 |
頁数 |
192p |
ISBN |
978-4-06-535192-5 |
内容 |
【要旨情報】 あなたのとなりにも必ずいる!人間関係の悩みを次々生み出すかれらの困った生態。何を考えてるのか?有効な対処法は?精神科医が豊富な臨床例から明かす。
【出版社コメント】 根性論を押し付ける、相手を見下す、責任転嫁、足を引っ張る、自己保身、人によって態度を変える……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか?これまで7000人以上を診察してきた著者は、最も多い悩みは職場の人間関係に関するものだという。理屈が通じない、自覚がない……やっかいすぎる「職場を腐らせる人たち」とはどんな人なのか? 有効な対処法はあるのか? ベストセラー著者が、豊富な臨床例から明かす。「長年にわたる臨床経験から痛感するのは、職場を腐らせる人が1人でもいると、その影響が職場全体に広がることである。腐ったミカンが箱に1つでも入っていると、他のミカンも腐っていくのと同じ現象だ。その最大の原因として、精神分析で「攻撃者との同一視」と呼ばれるメカニズムが働くことが挙げられる。これは、自分の胸中に不安や恐怖、怒りや無力感などをかき立てた人物の攻撃を模倣して、屈辱的な体験を乗り越えようとする防衛メカニズムである。このメカニズムは、さまざまな場面で働く。たとえば、子どもの頃に親から虐待を受け、「あんな親にはなりたくない」と思っていたのに、自分が親になると、自分が受けたのと同様の虐待をわが子に加える。学校でいじめられていた子どもが、自分より弱い相手に対して同様のいじめを繰り返す。こうして虐待やいじめが連鎖していく。似たようなことは職場でも起こる。上司からパワハラを受けた社員が、昇進したとたん、部下や後輩に対して同様のパワハラを繰り返す。あるいは、お局様から陰湿な嫌がらせを受けた女性社員が、今度は女性の新入社員に同様の嫌がらせをする。 こうしたパワハラや嫌がらせの連鎖を目にするたびに、「自分がされて嫌だったのなら、同じことを他人にしなければいいのに」と私は思う。だが、残念ながら、そういう理屈は通用しないようだ。」ーー「はじめに」より
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目次 |
【目次】 第1章 職場を腐らせる人たち(根性論を持ち込む上司 過大なノルマを部下に押しつける上司
言われたことしかしない若手社員 ほか) 第2章 なぜ職場を腐らせる人は変わらないのか(たいてい自己保身がからんでいる 根底に喪失不安が潜んでいる 合理的思考ではなく感情に突き動かされている ほか) 第3章 腐る職場でどう生きるか(まず気づく 見きわめる―自己保身か、悪意か、病気か ターゲットにされやすいのは弱くておとなしい人 ほか)
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ジャンル |
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