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著者名 |
今井悠介 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2024年04月 |
参考価格 |
¥990 |
頁数 |
208p |
ISBN |
978-4-06-535363-9 |
内容 |
【要旨情報】 子どもたちから何が奪われているのか?これまで見過ごされてきた日本社会の課題。日本初の全国調査が明かす「体験ゼロ」の衝撃!
【出版社コメント】 習い事や家族旅行は贅沢?子どもたちから何が奪われているのか?この社会で連鎖する「もうひとつの貧困」の実態とは?日本初の全国調査が明かす「体験ゼロ」の衝撃!【本書のおもな内容】●低所得家庭の3人に1人が「体験ゼロ」●小4までは「学習」より「体験」●体験は贅沢品か? 必需品か?●「サッカーがしたい」「うちは無理だよね」●なぜ体験をあきらめなければいけないのか●人気の水泳と音楽で生じる格差●近所のお祭りにすら格差がある●送迎や付き添いが大変●子どもは親の苦しみを想像する●体験は想像力と選択肢の幅を広げる「私たちが暮らす日本社会には、様々なスポーツや文化的な活動、休日の旅行や楽しいアクティビティなど、子どもの成長に大きな影響を与え得る多種多様な「体験」を、「したいと思えば自由にできる(させてもらえる)子どもたち」と、「したいと思ってもできない(させてもらえない)子どもたち」がいる。そこには明らかに大きな「格差」がある。その格差は、直接的には「生まれ」に、特に親の経済的な状況に関係している。年齢を重ねるにつれ、大人に近づくにつれ、低所得家庭の子どもたちは、してみたいと思ったこと、やってみたいと思ったことを、そのまままっすぐには言えなくなっていく。私たちは、数多くの子どもたちが直面してきたこうした「体験」の格差について、どれほど真剣に考えてきただろうか。「サッカーがしたいです」と声をしぼり出す子どもたちの姿を、どれくらい想像し、理解し、対策を考え、実行してきただろうか。」--「はじめに」より
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目次 |
【目次】 第1部 体験格差の実態(「お金」と体験格差 「放課後」の体験格差
「休日」の体験格差 「地域」と体験格差 「親」の体験格差 体験格差の「現在地」から) 第2部 それぞれの体験格差(ひとり親家庭の子ども 私が子どもだった頃 マイノリティの子ども 体験の少ない子ども時代の意味) 第3部 体験格差に抗う(社会で体験を支える 誰が体験を担うのか)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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