著者名 | 辻邦生 |
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出版社 | 小学館 |
出版年月 | 2020年04月 |
参考価格 | ¥660 |
頁数 | 358p |
ISBN | 978-4-09-352389-9 |
内容 |
【要旨情報】 東京郊外で大学講師を務める矢口忍。その聴講生・卜部すえの、誠実で奥ゆかしく、はかなげなところに惹かれ恋仲になるが、すえとはまったく違うタイプの女性に心を奪われ、結婚してしまう。すえの「最後に、もう一度会いたい」という願いをにべもなく断った直後、すえが自殺―。以来、矢口は北海道の寒村で中学校の教師になり、自分を罰するためにひたすら禁欲的な生活をしていた。しかし、友人の誘いで出掛けたシリアへの旅をきっかけに、矢口の心に変化が生まれ、止まっていた時間が少しずつ動き出す―。1976~77年に「毎日新聞」に連載された、「愛とは何か」を鋭く、深く問う傑作長編小説の上巻。 >> もっと見る
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ジャンル | 文学・ノンフィクション > 文学 > 文学全集 > 日本文学全集・個人全集 |
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