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著者名 |
高山文彦 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2014年12月 |
参考価格 |
¥2,750 |
頁数 |
701p |
ISBN |
978-4-09-379863-1 |
内容 |
【要旨情報】 戦後最大の被差別者は父・笹川良一です。「日本の黒幕」と呼ばれた父を支え、慈善活動に捧げたその遺志を継いだ三男・笹川陽平の比類無き半生を追う“傑作評伝”。
【出版社コメント】 父・良一を支えた笹川陽平の「復讐の物語」 本書は、競艇の創設に尽力し「日本のドン」の汚名を背負った故・笹川良一氏と、ハンセン病制圧を中心とした慈善事業を担う三男の笹川陽平・日本財団会長の、父と子の物語である。1899年に生まれた笹川良一氏は戦後、A級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収監。48年の釈放後、51年のモーターボート競走法制定に尽力、全国モーターボート競走会連合会、日本船舶振興会を設立し、会長に就任。競艇の売り上げの一部を慈善活動に使う集金システムは、「右手でテラ銭を集めて左手で浄財として配る」と揶揄され、90年代にはメディアが“笹川帝国”批判キャンペーンを繰り広げた。ロシアの沈没船引き揚げに大金を投じるなど、暴走を始めた晩年の父を陰ながら支えた陽平氏は、父なき後、父が特に心血を注いできたハンセン病制圧活動をライフワークに据えた。ジャングルの奥地など世界のあらゆる場所に自ら赴き、薬を届けて啓蒙活動に身を捧げる陽平氏の姿を、著者・高山文彦氏は「これは大いなる復讐の物語だ」と捉え、数奇なる父子の人生を綴ったのが本書です。本書は週刊ポストで2012~2013年に全74回にわたって連載された。
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目次 |
【目次】 私生児の空 A級戦犯容疑者
下男として生きて 父の家 巣鴨プリズン 天皇を守れ ボートレース創始 嫡男になる ハンセン病を制圧せよ 孤独な改革者 乱心と献身 お家騒動 巨魁秘録 新会長曽野綾子 国連決議への道 世界の表と裏で 東日本大震災
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > ノンフィクション > ノンフィクション > ノンフィクション・ルポルタージュ 作家別
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