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著者名 |
門田隆将 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2017年07月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
390p |
ISBN |
978-4-09-379893-8 |
内容 |
【要旨情報】 「異様に熱い何かが、まるで波が打ち寄せてくるように、何度も何度も私に迫ってきました」ペギー葉山は“歴史的瞬間”をそう語った。中国で戦った歩兵第236連隊(鯨部隊)の「望郷の歌」は、姿とかたちを変えて今も生き続けていた。運命という言葉だけでは表わせない「奇跡の歌」が辿った道―。渾身の取材で描き出す感動ノンフィクション。
【e-honおすすめコメント】 望郷と鎮魂の歌が織りなす奇跡 2017年4月に急逝した戦後日本を代表する歌手・ペギー葉山。愛した人々に見守られ、彼女は代表曲『南国土佐を後にして』の譜面を胸に抱いて天へ召された。彼女の人生を大きく左右することになった同曲のルーツは、戦争中に中国戦線の兵隊たちによってつくられた『南国節』にさかのぼる。元兵士が述懐する極限の戦場、生と死の狭間にいた若者たちが異国の地で故郷を忍び、家族に思いを馳せながら歌い継いだ「望郷の歌」は、同時に仲間への「鎮魂歌」でもある。ペギーがこの歌に出会ったのは、必然だったのか、偶然だったのか。生前のペギーの述懐は、はからずも彼女の「遺言」となった――。自身もまた戦争に翻弄された少女時代を送ったペギーによって新たな「命」を吹き込まれた『南国土佐を後にして』が国民的なヒットとなったことで、新しい曲が発見された。そしてその曲が、東日本大震災の被災者たちを勇気づけ、大きな影響を与えた。戦地の若者が口ずさんだ歌の誕生から実に80年近くを経ても、多くの名もなき人々が共鳴し合う奇跡の物語は脈々と続いている。【編集担当からのおすすめ情報】 著者渾身の取材で描き出す感動ノンフィクションです。●目次 はじめに プロローグ ◆第一部 苦難を越えて 第一章 鯨部隊の最前線へ 第二章 壮烈な戦闘 第三章 不思議な力を持った歌 第四章 鯨と豹 第五章 大陸から帝都へ 第六章 戦争の犠牲者 第七章 焼け野原からの再出発 ◆第二部 勇気と希望の歌 第八章 数奇な運命を辿った歌手 第九章 異彩を放つ「音楽家」 第十章 成長するジャズ歌手 第十一章 異色の音楽プロデューサー 第十二章 開花した「南国土佐」 第十三章 原作者探し騒動 第十四章 ドレミの歌 第十五章 ハチとペギー葉山 第十六章 心のコンサート
【出版社コメント】 望郷と鎮魂の歌が織りなす「奇跡」2017年4月に急逝した戦後日本を代表する歌手・ペギー葉山。愛した人々に見守られ、彼女は代表曲『南国土佐を後にして』の譜面を胸に抱いて天へ召された。彼女の人生を大きく左右することになった同曲のルーツは、戦争中に中国戦線の兵隊たちによってつくられた『南国節』にさかのぼる。元兵士が述懐する極限の戦場、生と死の狭間にいた若者たちが異国の地で故郷を忍び、家族に思いを馳せながら歌い継いだ「望郷の歌」は、同時に仲間への「鎮魂歌」でもあった。ペギーが、激戦に次ぐ激戦のさなかに生まれたこの歌に出会ったのは、偶然だったのか、それとも必然だったのか。「死」の4か月前、ペギーが筆者に対して語った数々の述懐は、その謎を解き明かし、はからずも彼女の「遺言」となった――。自身もまた戦争に翻弄された少女時代を送ったペギーによって新たな「命」を吹き込まれた『南国土佐を後にして』が国民的なヒットとなったことで、新しい曲が発見された。そしてその曲が、東日本大震災の被災者たちを勇気づけ、大きな影響を与えていく。戦地の若者が口ずさんだ歌の誕生から実に80年近くを経ても、多くの名もなき人々が共鳴し合う奇跡の物語は脈々と続いていた。丹念な取材と構成で明かされる、忘れ去れていた日本人の優しき心とは――。
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目次 |
【目次】 第1部 苦難を越えて(鯨部隊の最前線へ 壮烈な戦闘
不思議な力を持った歌 鯨と豹 大陸から帝都へ) 第2部 勇気と希望の歌(数奇な運命を辿った歌手 異彩を放つ「音楽家」 成長するジャズ歌手 異色の音楽プロデューサー ほか)
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ジャンル |
芸術・芸能 > 音楽 > 日本の音楽 > 歌謡曲
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