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著者名 |
夏川草介 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2012年08月 |
参考価格 |
¥1,650 |
頁数 |
382p |
ISBN |
978-4-09-386336-0 |
内容 |
【要旨情報】 「医者をなめてるんじゃない?自己満足で患者のそばにいるなんて、信じられない偽善者よ」。美しい信州の情景。命を預かる仕事の重み。切磋琢磨する仲間。温かい夫婦の絆。青年医師・栗原一止に訪れた、最大の転機。
【出版社商品紹介】 信州にある「24時間365日対応」の本庄病院で働く内科医・栗原一止の前に、新たなベテラン医師がやってくる。彼女の生きた方を見て己を見つめ直した一止は、本庄病院を出る決意をするのだった。
【出版社コメント】 自己満足で患者の傍にいるなんて偽善者よ。栗原一止は、信州にある「24時間365日対応」の本庄病院で働く内科医である。医師不足による激務で忙殺される日々は、妻・ハルの支えなくしては成り立たない。昨年度末、信濃大学医局からの誘いを断り、本庄病院残留を決めた一止だったが、初夏には恩師である古狐先生をガンで失ってしまう。夏、新しい内科医として本庄病院にやってきた小幡先生は、内科部長である板垣(大狸)先生の元教え子であり、経験も腕も確かで研究熱心。一止も学ぶべき点の多い医師だ。しかし彼女は治ろうとする意思を持たない患者については、急患であっても受診しないのだった。抗議する一止に、小幡先生は「あの板垣先生が一目置いているっていうから、どんな人かって楽しみにしてたけど、ちょっとフットワークが軽くて、ちょっと内視鏡がうまいだけの、どこにでもいる偽善者タイプの医者じゃない」と言い放つ。彼女の医師としての覚悟を知った一止は、自分の医師としての姿に疑問を持ち始める。そして、より良い医者となるために、新たな決意をするのだった。
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目次 |
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ジャンル |
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