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著者名 |
石巻赤十字病院 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2011年10月 |
参考価格 |
¥1,650 |
頁数 |
223p |
ISBN |
978-4-09-388207-1 |
内容 |
【要旨情報】 簡易ベッドで埋め尽くされたロビー、底をつく水・食料・医薬品、不眠不休の極限状態の中、命のとりでとなった病院スタッフたち。そのとき、地域病院は最前線の野戦病院と化した。災害医療ドキュメント。
【出版社商品紹介】 東日本大震災をうけ、災害時救急医療の最前線となった石巻赤十字病院。家族の安否もわからず、不眠不休の極限状況の中で医療提供をし続けた医療従事者たち。病院の死闘の日々を追ったドキュメント。
【出版社コメント】 簡易ベッドで埋め尽くされた待合室、廊下にあふれる被災者、家族の安否もわからないまま不眠不休の極限状態で働く医療従事者の姿――3月11日以降、連日テレビなどでこの病院の様子が報道されました。 なぜ石巻赤十字病院がこれほどクローズアップされたかというと、約20万人が居住する石巻圏の医療施設がほぼ壊滅状態となり、唯一、水没を免れ、自家発電機を所有していたこの病院に人々が殺到したためです。また、石巻市役所が浸水のため孤立、一時は300か所にまで膨れあがった避難所への医療提供やアセスメント(評価付け)も医師自らが担いました。結果的に救えない命も少なくはありませんでしたが、それを最小限に留める努力を、赤十字の組織力と機動力をもって全力で行ったこの病院の取り組みは、今後の災害時救急医療のモデルケースになるともいわれています。 かつてない規模で行われた過酷なトリアージ、津波被害特有の“低体温症”患者への対応、避難所の劣悪な環境が引き起こした肺炎――石巻赤十字病院が体験した死闘の100日間を追い、そこで生まれた様々な人間ドラマと交差させながら、今後の災害時救急医療の生きた教訓となるノンフィクションです。
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目次 |
【目次】 1章 地震発生(三月一一日午後二時四六分 災害対策本部立ち上げ、災害レベル3を宣言
赤・黄・緑・黒―トリアージエリア設置 ほか) 2章 石巻二二万人の瀬戸際(看護専門学校、避難所の二日目 取り残された避難所・渡波小学校 「全避難所をトリアージ」石井医師の決断 ほか) 3章 終わらない災害医療(薬を流された人々の生命線 感染症対策チームの避難所巡回 脳梗塞のリスクを高めるエコノミークラス症候群 ほか)
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ジャンル |
医学 > 医学一般 > 医学一般 > 医学一般
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