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著者名 |
舘野泉 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2017年06月 |
参考価格 |
¥1,100 |
頁数 |
160p |
ISBN |
978-4-09-388557-7 |
内容 |
【要旨情報】 病で倒れ、右手の音楽を失っても、ほんの少しの絶望もなかった―。半身不随から復帰を遂げた奇跡のピアニストの言葉には、前向きに生きるヒントが詰まっている。
【出版社コメント】 奇跡のピアニストが奏でる35の言葉“左手のピアニスト”として知られる舘野泉。80歳を超える今も、国内外で年間50回近くのコンサートを行う現役の奏者である。舘野泉の身に異変が起こったのは、2002年1月のことだ。在住するフィンランド・ヘルシンキでのリサイタル中、脳溢血で倒れ、右手の自由を失ってしまう。しかしわずか2年のち、左手だけで演奏を行うスタイルで復帰を遂げたのだ。『目の前に大海原が現れ、うねり、ぶつかり、音が香り、咲き、爆ぜて飛沫をあげているような、そんな感覚になりました。ピアノに向かうと、左手一本で弾いているのに、音が立ち上がってきた。僕の前に、「左手の音楽」という新しい世界が開けてきました。自分はこれでまた、変わらず音楽ができる。僕を閉じ込めていた厚い氷が融け、一瞬にして光溢れる世界に戻って来たのです』(本書より)舘野泉は、どんなときも絶望しない。むしろ、不自由や困難があっても、それは自分の知らないこと――つまり、新しい体験だから面白いのだという。長期に及んだリハビリですら心の底から楽しんだと語る、舘野泉の言葉は、常に前向きで、新しい世界に対する好奇心にあふれている。
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目次 |
【目次】 第1章 病気をする前もそのあとも、僕は何も変わらない(たとえ今いる場所から落っこちたとしても、そこは新しい地点。地点が変われば好奇心も大きくなる 右手を奪われたんじゃない、左手の音楽を与えられたのです ほか)
第2章 リハビリ中ほど、笑った日々はない(新しい体験に夢中で、絶望している暇なんてなかった リハビリ中ほど、笑った日々はない ほか) 第3章 楽しいことを探していれば、嫌なことは近づいてこない(普通の人の歩む道を避けているわけじゃないけれど、好きこのんで人と同じ道を通りたくない 心惹かれたら気持ちに従う ほか) 第4章 ルートなんて外れていい(どんな楽器でも、語りかければ応えてくれる 大気に包まれるように、好きなものと共にいる ほか) 第5章 天国はきっと退屈だ(いろんなポケットがたくさんあって、そこから自由にアイデアを取りだして、何ができるかなと考える 本は途中から読めばいい。人生にも順序はない ほか)
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ジャンル |
芸術・芸能 > 音楽 > クラシック音楽・オペラ > クラシック音楽 演奏家・歌手別
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