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著者名 |
なかにし礼 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2018年12月 |
参考価格 |
¥1,430 |
頁数 |
191p |
ISBN |
978-4-09-388637-6 |
内容 |
【要旨情報】 2度のがん闘病を経た直木賞作家が到達した境地―がんは人を成長させる!!新たな「目覚め」のチャンスを得た!
【e-honおすすめコメント】 2度のがんを経験し、現在も治療中の著者がこれまでにない「がん」との向き合い方を語り尽くす
【出版社コメント】 がんを前向きに考えれば、違う世界が見える今や2人に1人が罹ると言われるがん。かつてのように「不治の病」ではなく、早期発見すれば完全寛解するものも多い。本書は数多あるがん治療体験記だけではなく、いかにがんという病をポジティブに考えていくという趣旨だ。著者は2度のがん闘病を経験した直木賞作家で、自らの体験から得た「哲学」といってもいい。がんをただ恐れるのではなく、「がんという病を抱えたもう一人の友人を見つけた」と考えて、あらゆることをその「友人」と相談しながらやりたいことができる。そう考えれば「がんは人を成長させる」し、新たな目覚めのチャンスを得たともいえる。人生喜怒哀楽、いろいろある。その人生を実人生とだけ考えてしまうと愛憎が入り交じったものになるし、苦悩さえ残る。著者にしても良いばかりの人生だけではなく、実の兄が事務所の金や印税を使い込み、借金漬けにされてしまったこともあった。でも、夢だと思えば、苦しみでさえ夢だから、残るのは楽しい夢の感覚しかないという。そう、人生を夢だと思えば何も恐れることはない。諦めるのではない。「がんになった。さあ生きよう!」と前向きに病と闘えばいいのだ。
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目次 |
【目次】 第1章 がんで死にたい(私ががんで死にたい理由 ボディと精神の対話 ほか)
第2章 青天の霹靂だった二度のがん闘病(洗面台いっぱいの吐血 一度目の食道がん告知 ほか) 第3章 死生観を形づくった満洲での阿鼻叫喚(「よそ者」の原点は満洲での生活 七有八無 ほか) 第4章 それでも私はがんと闘い抜く(死に恐れはない 病と死の違い ほか)
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本作家 小説・エッセイ > 日本文学 男性作家
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