著者名 | 森本修代 |
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出版社 | 小学館 |
出版年月 | 2020年07月 |
参考価格 | ¥1,650 |
頁数 | 320p |
ISBN | 978-4-09-388772-4 |
内容 |
【要旨情報】 慈恵病院(熊本市)が開設した「赤ちゃんポスト」は“命を救う”という理念のもと、理解を広げてきた。だが、実際の運用は想定外の連続である。2019年3月までに預けられた144人中、病院が想定した早期新生児は76人。残りの約半数が、ある程度育った赤ちゃんだった。開設第一号は3歳児だ。障害児や外国人の赤ちゃんもいる。出産状況が分からないため医療者の負担も大きい。育った子は「出自を知る権利」を持ち合わせていない。さらに同病院は19年末、妊婦が匿名のまま病院で出産できる「内密出産」も導入した。いずれも国の法整備は追いついていない。開設されて13年―赤ちゃんポストが日本社会に問いかけたものとは何か?「命」を巡るノンフィクション。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 序章 罪の意識 第1章 命を救う >> もっと見る
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ジャンル | 社会学 > 社会福祉 > 児童福祉 > 児童福祉・子育て支援 |
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