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著者名 |
司城志朗 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2015年04月 |
参考価格 |
¥682 |
頁数 |
317p |
ISBN |
978-4-09-406143-7 |
内容 |
【要旨情報】 文久二年、東海道は生麦村で英国商人が島津久光率いる薩摩藩の行列と鉢合わせ、殺傷される。現場近くから外国人居留地へ連行されたのは土佐を脱藩した浪士・坂本龍馬、そして元薩摩藩の鉄炮指南役斬善次郎とその妻子だった。善次郎が江戸に勝麟太郎を訪ねると、勝は故島津斉彬から預かっていた懐中磁石を善次郎の一子・爽に託す。そこに彫られた漢詩は何を意味するのか。斉彬の死に隠された真相を糺すべく、善次郎は西郷吉之助へ書状を認めるが…。くすぶる薩摩と英国の火種、爽を連れ戦地へと急ぐ善次郎。激動の幕末を、最後のサムライが疾駆する痛快活劇第三弾。
【e-honおすすめコメント】 最後のサムライが疾駆!幕末痛快活劇第3弾
【出版社コメント】 最後のサムライが疾駆!幕末痛快活劇第3弾文久二年(1862年)、港には諸外国の軍艦、攘夷や佐幕を声に志士たちは血気にはやっている時流。東海道は生麦村のはずれで、英国商人四名が島津久光率いる薩摩藩の行列と鉢合わせ殺傷された。現場近くから横浜の外国人居留地へ連行されたのは、土佐勤王党を脱藩した坂本龍馬、そして元薩摩藩の鉄炮指南・斬(しばし)善次郎とその妻子だった。英国人襲撃の疑いは晴れず、過激派の住民に殴打される善次郎。反撃に転じ、愛刀の剣先を銀髪の大男に突きつけたとき、善次郎の一子・爽が両手を広げて立ちはだかる。――刀をお納めください。われらは争ってはなりませぬ。 善次郎らは横浜から江戸に勝麟太郎(海舟)を訪ね、勝の名がレンズに浮かび上がる望眼鏡を差し出したところ、勝は故島津斉彬から預かったという懐中磁石を爽に託す。そこには一首の漢詩が彫りこまれていた。これが斉彬公からのメッセージなのか。善次郎は、勝が洩らした斉彬公の死に隠された真相を糺すべく、島流しにされたと噂の西郷吉之助(隆盛)へ書状を認めるが……。 くすぶる薩摩藩と英国との火種、爽を連れ長崎から戦地へ急ぐ善次郎。激動の時代を最後のサムライが疾駆する書き下ろし痛快幕末活劇第3弾。
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目次 |
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ジャンル |
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